カップラーメン食べ隊

発案理由 
カップ麺は片手で食べようとすると、片手でふたを開ける、調味料の小分けの袋を開けるなど様々な困難な工程がある。これら一つ一つに対応する自助具はあるが一つでいくつもの工程を行えるような自助具があればよいと考えたため。 

アイデア①

・直方体の中に、カップラーメンを入れられるよう円柱状の穴をあける。
・円柱状の穴は底が突き抜けないようにする。
・かやくを立てるために、溝を作成する。

・これだと印刷時間がかなりかかってしまうと思うので、骨格だけ作るのもありだと思います!(小笹さん)

アイデア②

・骨格を意識してコップ型にした。
・火薬は考えないこととした。

(このモデルだと比較的印刷時間は短くなると思います!
大体ですが、印刷時間は8時間になります。 小笹さん)

アイデア③

・こちらも同様かやくのことは考えないこととした。
・コップ型で見た目もよい。
(透けてない方のものです。これだと印刷時間は9時間30分になります。かやく入れるためのポケットをどこに作るか、伝えてもらえれば作ります 小笹さん)

課題

・吸盤や滑り止めなど、ホルダーを固定するための構造、安定性について考える
・実際に試作・使用し、どのような問題があるのかを見つける

対象者

片麻痺、片上肢切断者等

先行事例

カップヌードルホルダー:自助具・片手編み機・リハビリ道具より引用
100円均一の道具を組み合わせて製作

改善点
かやくを入れる場所が無い、滑りやすい

試作品①

改善点
・大きすぎる
・不安定
・持ち手やかやくを入れる場所が無い

試作品②

全体的にサイズを小さくし、持ち手とかやく入れを作成した

改善点
・かやくを入れる溝が小さく、かやくが入らなかった

完成品

かやくの溝を横と縦に少し広げた。

最後に...


今後の改善点

○滑り止め,机への固定について
・万力→机の厚みにより使えるかが左右される
・吸盤→固定や外すのに力が必要
・固定用シール→繰り返し使うことは難しい
・滑り止めシートを探したい
○フックにかけやすい形状にすることで保管がしやすくなる
○カップ麺の蓋を固定する仕組み
○小さなハサミ等も入れる場所

感想

新しいものを作ることはなかなかアイディアが思い浮かばず難しく感じた。
これから日常の中や実習で実際に患者に関わる中で,必要とされているものについて探していきたい。
また,既製品も利用しながら,対象者に合わせてより使いやすいものとなるよう工夫していきたい。