当時の僕はそのことよりも「電力不足だから」ということで話題となった「節電」を身近に感じていた。
テレビを点ければ節電の話題。ショッピングモールにも節電の張り紙。家の中でも節電の話題。小学校でも節電の話題。
日本人全体が「節電ブーム」に乗っかっているようだった。
それから8年。
今でも地球温暖化対策として節電をしようという国際的な動きはあるのだが、正直当時ほどの問題意識が我々日本人の中には無いと思う。
あちらこちら電気は点けっぱなしだし、学校のエアコンの温度は設定できる最低/最高温度。
僕だって例外ではなく、どうしても節電をしようと思う瞬間は昔よりも少なくなっている。