2015/6/22 モチーフ案

1.モチーフとそれをどこで手に入れましたか

モチーフにはアイビーの葉を選びました。昔からアイビーを育てていて愛着があるのと,モチーフを探しすため湘南台を散策しているときに線路沿いに生えているのを見つけました。


2.モチーフの魅力

まずは規則的な葉の形や葉脈の配置,そして葉の柄や大きさや色が葉ひとつひとつ違っていたところです。そこからランプシェードをデザインするにあたって何かヒントを得られると思いました。

2015/6/29 ランプシェード5案

自分が選んだモチーフはアイビーの葉でしたが、5案考えているうちにそれだけでは限界があると感じました。
そこで、植物全般からランプシェードに生かせるような特徴を抽出しようと試みた結果がこの5案になります。

制作過程1ー根

今回のランプシェード作りで選択したのは第三案にすることに。

材料に選んだのは,包装等に用いられる「木毛」にしました。

作り方の手順としては,針金で大まかな骨組みを作ってから木毛を中に詰め込むというものです。


課題

・針金が丸出しで不格好

・電球を覆うものがないのでランプシェードっぽくない

・耐久性,木毛がボロボロと落ちる

・デジタルファブリケーションの要素がゼロ


制作過程2ー強化

このスプレーのりを使えば,針金を隠すことと耐久性の問題を一気に解決できることをてんぷらを作っているときに思いつきました。


制作過程3ーデジタルファブリケーション

デジタルファブリケーションの要素は根の部分と電球をつなげるジョイントにあります。

レーザーカッターで円の中にあなが空いているものを作り,その穴に針金を結びつけるというものです。


・ジョイントができるまでは,根の先端の針金で円を作ってソケットと電球の間に挟んでたが,きれいな形で四方に広げることが出来なかった。

・はじめは,穴を2列あけるのではなく1つだけだったが,2つの穴を並べる方が圧倒的に針金をくくりつけやすかった。

制作過程4ーボツ案


電球を覆うためにまずはじめにかんがえたのは,針金と遮光シートで電球を覆うものを作ることでした。


・考えついたのはいいものの,どのように作ればいいかまったく思いつかなかった。

・針金と遮光シートの接着方法が難しく,また遮光シート単体で作ることも素材自体が柔ら かなもののため,これもまた難しかった。

制作過程5ー完成

電球があらわになっている問題は結局,新しくサイズの違う根を4つ作ることで解決しました。


・これで電球は8つの根の間から垣間見える程度になった。

・予備にと思って開けておいてジョイントの残った穴がここで役に立つ。


完成!!!

夏休み修正

最終発表会にて木毛が燃えそうだという意見をいただきました。電球に直接木毛が触れないようにとのことでしたので,そのように改造しました。


・プラスチック製のケーキボトルの底に穴をあけ,電球を覆った。その上からスプレーのりで木毛を貼り付けることでプラスチックを隠しまた,電球も直視できないようになったので,よりランプシェード感が出たと思う。

・ランプシェード全体にスプレーのりをふりかけたので,木毛が落ちることは少なくなった。しかし,使用しているうちにまだ落ちてくるようであればさらにスプレーします。