今使用している鍵掛けの特徴を考える
玄関にある毎日見るもの...「鍵」
私の場合すぐに失くしてしまうので玄関に常時置くようにしている。
現在の状況は右の写真の通りである。無印良品にある壁掛けラックを壁に付け上には雑貨を、下には粘着フックを付けて鍵をかけている。鍵を使用するのは私含め四人のみなので左半分が空いている状態となっている。
現在使用している鍵掛けの問題点
鍵を掛けているのは百均等で買った粘着フックである。最初のうちは粘着力は強力で取れることはまず無かった。しかし、長い間使用していたせいか、はたまた梅雨の湿気のせいなのかは分からないが一つが完全に粘着力が弱くなってしまっていた。少し力をかけると写真のようにすぐ取れてしまう。
また、写真を見てみると分かるがかなり小さめの粘着フックのため鍵を取りやすい反面急いでいる時には鍵を掛けにくいという欠点がある。
理想の形を考える
鍵の掛ける輪っかの部分はどれも2cm~3cmだった。この大きさがかかり易く、また誰専用なのかはっきり分かるような色や形にした方が見分けがつくのではないかと思う。
また、粘着テープを使用するといつか粘着力が弱くなって取れてしまう可能性がある。よって粘着テープを使用しない取り付け方(ネジや釘など)を使用したものが良いのではと思う。
モデリングする上で形を考える
梅雨と言ったら雨、雨と言ったら傘である。
なので鍵掛けのフックの代わりに傘の取っ手を使用しようと思う。
理由は傘の取っ手の部分は湾曲している物がほとんどであり、物を掛けるのは最適だと思ったからである。しかし、閉じている傘は知っての通り細くて存在感がない。さらに細いとなると強度としても不安になる。従って開いている傘の形をもとにして傘鍵掛を作ってみた。
まずは傘
取っ手の部分は鍵を掛けやすいように外径14mm内径12mmにしている。
テッペンにはイニシャルを書けるようにわかりやすい円盤を装着した。
また、壁に装着する際釘やネジを使えるようにするために広い部分も付け足した。
レンダリングで使用する壁掛けラックを実際の大きさで作る
実際に作成した傘鍵掛を並べた時に入りきらない事があっては失敗である。
その為実際に今家にある大きさの上に並べる必要がある。
大きさは以下の通りだ。
壁面の板の大きさは横440mm×縦100mm×厚さ20mmの板の上部に横440mm×縦120mm×厚さ20mmの板が横440mm×縦20mm×厚さ20mmの部分を重ねている立体
傘をそれぞれ並べ、わかり易くする
それぞれの名前のイニシャルを上部の円盤に載せたのち、それぞれの好きな色に傘鍵掛を染めた。とてもわかり易くなり、間違えて掛けることや鍵を掛け忘れる事がなくなるのではないかと思う。
*色付けに使用したのはレンダリング素材の「プラスチック ABS 半透明マット」である。
壁掛けラックに傘鍵掛を合体させてみる
傘鍵掛はちょうど良い大きさで壁掛けラックに四ついい具合で並んだ。
まとめ
6人家族の中で現在鍵を使用しているのは四人だ。まだ残る2人は幼稚園児以下というまだまだ鍵を持つ事ができない時期だが、その内残る2人も鍵を持ち始めるだろう。その時のために梅雨とはまた違う雰囲気の鍵掛けグッズを作ってみたいと思う。
また、今回作成したのは粘着テープを使用しない(釘やネジを使用する)ものだ。そうすると、家具に穴が空いてしまう。なので釘やネギなど穴を空けてしまう物以外で強度が強く取れない装着方法はないか模索してみようと思う。