木材の調達

ヒノキ板材(約2cm厚)を確保。私の使ったのは、長さ150cm、幅20cm。

伐採

伐採から加工まで体験しようというイベントFUJI MOCK FESにて、富士山ふもとの森に入ってみんなで倒したヒノキを材料に使っています。
通常は乾燥させてから製材だそうですが、今回は先にチェーンソーで板状に切り分けてもらいました。まだ水分を含んで重い状態の材を持ち帰り。

乾燥

4ヶ月ほど経ったもの。このようにチェーンソーの跡もあってガタガタで、乾燥により反りが出ています。

製材

ワイドベルトサンダ―というマシンで、平らに削ってもらった状態。デコボコも反りも削り落とされました。

これでまな板と言い張ればそうなんですが、ただの板材で芸がないので、もうちょっと加工してみます。

節を処理(任意)

1箇所ボロボロと崩れる節があったので、水分が入ったら痛みそう。処理してみました。

木片削る

同じヒノキの木の木片を少しずつ削って、穴にサイズをあわせていく。ピッタリよりはキツ目に。地味。

打ち込む

金槌でガンガン叩いて埋める。

削る

出っ張った余りを、カンナで削りとってしまう。こんなに一体化。

除去

ノミを使い、弱そうな部分を掘っちゃう。

仕上げ

スベスベにします。

完成

長いー。
角の丸み少しで、手に持っていたい心地よいモノへと変わりますね。

面取り、サンディング、オイル

角ばったままだとと包丁が食い込んでボロボロになりそうだし、触り心地がよくないので、面取りして丸みをもたせてみました。その後全体をサンダーまたは紙やすりでスベスベに。

実験したら水分をあっという間に吸い込んでしまうので、食用にも使えるクルミオイルを薄く塗ってみた。