授業の事前準備

  • CHIRIMEN講義資料を参考にして、CHIRIMENの扱い方を指導しておく。

授業の開始

  • 授業の目的、期待する成果について説明する。

学習の目的

  • アイディア出しからプロトタイピングまで、一通りのプロダクト開発を体験する。
  • ソフトウェアとハードウェアを組み合わせた作品作りを体験する。

学習の成果

SHOULD
  • 身につけたソフトウェア、ハードウェアの知識を応用して作品作りに役立てることができる。
MAY
  • アイディアを具現化するための課題の見つけ方、解決方法の探し方を身につける。
  • 作品作りを効率よく進めるためにグループメンバーでコミュニケーションをとって協力・分担することができる。

学習の準備

  • 学生のグループ分けを行う。
  • Fabbleページの準備を行う。
  • 機材を配布する。

学生のグループ分け

  • 授業の人数に応じて学生のグループ分けを行う。
  • 1グループ4人が理想。

Fabbleページの準備を行う

  • 各グループで新たなプロジェクトを作成する。(プロジェクト名には自分たちのグループの名前をつける)
  • プロジェクトにグループメンバーを登録する。

機材の配布

各グループに機材を配布する。
  • CHIRIMEN
  • microUSBケーブル
  • microHDMI-HDMIケーブル
  • ACアダプタ
  • HDMIディスプレイ
  • USBマウス
  • ブレットボード
  • その他必要な電子部品

アイデーション

これから作成する作品のアイディア出しを行う。
ロフトワークさんと実施したWoT CHIRIMEN Hackathonのやり方を参考にさせていただきました。
  • 課題を設定する
  • 解決法をみつける
  • 作品のイメージ図をつくる

課題を設定する

  • ある「課題」を持った人をA4用紙にグループで30個書き出す。例)怒っている人、急いでいる人、受験勉強中の学生、など
  • 場所・シチュエーションを同様にA4用紙にグループで30個書き出す。例)自宅、電車、カフェ、など
  • 課題を持った人を横軸に、場所・シチュエーションを縦軸にして表を作成する。
  • チームで話し合って、これから作る作品で対象にする組み合わせを選ぶ。

解決法をみつける

  • 選んだ課題とシチュエーションについて、その人がどうしたいか、どうなったら嬉しいかをグループで考察して共有する。

作品のイメージ図をつくる

  • 作品の筐体は黒い太線で書く。
  • 使用者との接点は赤色で書く。
  • センサとの接点は緑色で書く。

プロトタイピング

  • 作品のイメージ図をもとにプロトタイピングを行う。
  • プロトタイピング中に気づいたことや感じたこと、つまづいたことなどはできる限りMemoに残す。
  • ある程度製作が進んだら作り方をRecipeに清書する。
  • MemoやRecipeを書く上でのポイントはワークショップ、ハッカソンで効果的にFabbleを使うを参照

作品発表

  • 各グループ毎に作成した作品の発表を行う。
  • 作品のコンセプトや目指した機能を説明する。
  • 作品のデモを行う。
  • 作品が完成していなくても、どこまでできたか、何ができなかったかを説明する。
  • メンバー毎に担当した箇所や感想を発表する。