筒状の卵を支える上部は最薄の0.6mmとし、地面に触れる下部に向かい2mm厚とした。また、内面と外面には+0.3mmづつ、らせん状にリブを配置し厚みを増している。
このリブは強度を増させる為ではなく、次の2つの意図がある
・潰れる時に(エビアンのボトルのように)縦に潰れ、力を縦に逃がす
・筒の内面に意図的なリトラクションを行わせ、糸引きを付ける
手で筒を潰してみると、薄い上部から縦に潰れるのでそれなりに効果がある。ただし、完全にエネルギーを吸収しきれずバウンドした際、重心が高く筒が倒れ、卵が地面に接してしまう。
この結果から、倒れても地面に着かないようなプロダクション・モデルへ向かっていくのである。