最後に
このレシピは
止血の際に、必ず希望のMYフックを使いなさい!
というものではありません。
救命救急の現場では、止血を含め、状況に応じた行動が求められます。
このレシピを読んだ人に「救命講習を受けようかな…」と思ってもらえることが私たちの願いの一つです。
いくら止血帯法の一部が簡単になったからといって、希望のMYフックの使い方を間違えれば助けられる命を失ってしまうかもしれません。
あくまで、希望のMYフックはツールの一つです。
そのツールを使いこなすためにも、ぜひ救命講習を受けてもらいたいなと考えています。
単なるツールであるこのフックが、目的にならぬよう願うばかりです。