まずは設計から

まずは設計していきます、約縦360横455が加工範囲として設計致しました

FUSION360

設計は全てFUSION360です、クラウド共有フォルダにて作業をしています。
ご招待メールを差し出しますので、データを直に見たい方はメールで
nonsaya0925@gmail.com

FUSION360 リンク
非営利目的なら実質無償です、ぜひこの機会に今まで150万ほどしていた
中堅3DCADを使用してみませんか?

出来上がりイメージ

XキャリッジASSYの製作

ある程度XYステージが設計できたら3DプリンタにてXキャリッジから作っていきます

Xキャリッジ本体のプリント

XキャッリッジSTLデータ

GT2ベルトホルダーのプリント

Gt2_Belt_Holder STLデータ

リミットセンサのプリント

LimitSense STLデータ

第三ミラーホルダーのプリント

3rdMillorHolder STLデータ

これだけABSでプリントします

ベルトクランプのプリント

beltClamp STLデータ

Y軸でも使いますので3個プリント

Yステージの製作

次にY軸の右側と左側を製作します

Y軸右側のプリント

YAxisRight STLデータ

NEMA17モータホルダーのプリント

NEMA17Holder STLデータ

これは2個プリントします

Y軸左側のプリント

YAxisLeft STLデータ

Y軸右側の組み立て

Y軸右側を組み立てます
ベアリング3個直列でタイラップで固定
NEMA17モータを取付ます

ベルトテンショナーのプリント

beltTenshoner STLデータ

X軸1個、Y軸2個、合計3個プリント

アルミパーツの製作

アルミパーツJWCAD データ

ラベルシートに印刷

ELECOM ラベルシール EDT-FKM

印刷


切り取り


アルミアングルに貼り付け


ポンチング

ここの出来具合が一番重要です

センタードリルで仮穴開け


穴あけ

穴あけ後のラベルシール剥がしはブレーキパーツクリーナーがベストです

ベルトテンショナーにベアリング組み立て

695ZZ 2個にワッシャーをかまし組んでいきます

アルミパーツに組み込み

M3,L25のビスに適当なバネをかまし組んでいきます

XYステージの組み立て

シャフトにX軸キャリッジをはめ込んだ状態でY軸左右にシャフトを打ち込みます

リミットSW、リミットセンサの位置の状態

以前の加工機との比較画像
X軸加工範囲は460mmほどあります

X軸動作テスト

ベルトを張りX軸動作試験をおこないます。
この状態でX軸の動作範囲は約460mmになり当初の予定はクリアできそうです。

TOP1 PANELの製作

一番トップのパネルの製作を致します
材料は12MMのMDFを使用。
BOX.jww
ボックス関連のJWCADデータの中の
TOP1 PANELを使用致します。

まずは外形から加工し内側の抜きを加工します


墨出し

外形加工後、図面に従って各穴の位置を墨出ししていきます

仮穴明け

墨出しが終わったら、仮穴を空けていきます

穴加工

全ての仮穴の加工が終わったら、図面に従って各寸法の穴を
加工していきます

SK12、12ΦL500シャフト取付

穴加工が終わりましたらSK12、12ΦL500のシャフトを取付ます

Xステージ取付

仮にシャフトを通して問題なさそうでしたら
Xステージを組んで行きます

テンショナースペーサーのプリント

忘れていました、テンショナーは汎用部品で作っていますので
スペーサーが必要になりますので2個プリントします

Tenshoner_Spacer.stl

モータースペーサーのプリント

これも忘れていました、Y軸モーター用スペーサ
もプリントします これは1個
Motor_Spacer.stl

ベアリングホルダーのプリント

これも忘れていました、ベアリングホルダーを
4個プリントします
BearingHolder.stl

シャフト、モーター取付

Φ5のアルミシャフトを用意しベアリングホルダーに695ZZを
仕込みながらシャフトを通していきます。

ベルト張り

モータ取付、シャフトが終わりましたらベルトを
張っていきます

XYステージ動作テスト

組みあがりましたら動作テストを致します。
マニュアルで確認したところ動作範囲は
X軸 467mm Y軸 368mmになりました

動作テスト1

こんなデータを作り動作させてみました
速度はF8000ぐらいです
A3TEST.jww
A3TEST2.jww

Z軸、BOXの作製


Z軸シャフトホルダー出来上がりイメージ


Z軸シャフトホルダーの製作

Z軸のシャフトホルダーを製作致します。

ここは一番精度が必要になるところですのでレーザー
加工品になります。2.5mm厚のMDFを3枚づつ貼り
あわせて製作します。

レーザー加工機を作るのにレーザー加工機が必要に
なってくるという矛盾した所ですが、
精度を上げるためには仕方がないとおもわれます。

手作業でも出来ないことはありませんが、
有償にて製作対応致しますのでご連絡して頂ければ対応
致します。
inoue0925@gmail.com
Z軸シャフトホルダーアッパー
2.5mm厚MDF 3枚貼りあわせを2組必要

Z軸シャフトホルダーアンダー
2.5mm厚MDF 3枚貼りあわせを2組必要

UNDER PANELから作っていきます

BOX.jww
の中にあるUNDER PANELの寸法をみながら12mmMDFを加工(ベニヤでもOK)

足の取り付け

BOX.jwwにはありませんが、長さ50mmの足を適当に取り付け、位置は自分の机の寸法と相談しながら。
下側にZ軸モータが来るため浮かせる必要があります。

各サイドパネルの切り出し

BOX.jww
の中にある各パネル、LEFT,RIGHT,FRONT.BACK.MIDDLEを切り出し穴あけ加工



BOXの組み立て

端面に木工用ボンドを塗りながらフィニッシュネイル若しくは35の細ビスで組み立てていきます

ゆるみ止め

基本的に全てのビスに対してねじロック材を塗布します。
最低限3mm以下のビスに対しては塗布したほうが無難です。

Z軸シャフトホルダの取り付け

この状態で先ほど製作したZ軸シャフトホルダをZ軸モータと絡めながら取り付けます



Z軸シャフト、8mm,ネジの取り付け

Z軸シャフト10mmを取り付け
Z軸モータに5mm-8mmのカップリングをかませ8mmネジの取り付け

Z軸テーブルの製作

BOX.jww
の中のZ軸テーブルを切り出し、加工を行います

Z軸テーブルに部品を取り付け

AlmiParts.jww
の中のZ軸テーブルアジャスター

ZaxisBushHolder.stl
をプリントしてLM10UUを2個ずつタイラップ止めしてZ軸テーブルに取り付けます

BOXとZ軸テーブルを組み合わせます

BOXとZ軸テーブルを組み合わせます

パンチングメタルの取り付け

この状態でパンチングメタルを貼ります

全てアルミテープで貼り込み、真ん中は瞬間接着剤で接着します、後からでは張ることは不可能です。

TOP2パネルの取り付け

BOX.jww
の中のTOP2 PANELを取り付けます

排気ジョイントの取り付け

排気用のジョイントを取り付けます、
アルミダクト100φ用のジョイントです。

3Dプリントする方は
DuctColor.stl

設置場所に移動

この後は大きな加工はありませんので設置場所に移動します

Z軸動作試験

左右の8mmネジを調整してテーブルを水平にし、動作試験を行います
Z軸はMACH3を通さず、独立回路で行っていますが別ステップで解説します

排気ダクト取り付け

排気ダクト(アルミダクト100φ)の中間に排気モーターをアルミテープで取り付けます

高須産業 T-100S
あきばおーリンク

レーザーチューブホルダーのプリント フロント

TubeHolder_F_Top.stl
TubeHolder_F_Middle.stl
TubeHolder_F_Base.stl

レーザーチューブホルダーのプリント リアー

TubeHolder_R_Top.stl
TubeHolder_R_Base.stl

ミドルプレートの取り付け

ミドルプレートに各チューブホルダーを取り付けBOXに取り付けます。

XYテーブルの取り付け

先に作ってあるXYステージを取り付けます。