瓶
水中での表現をするために
水を収めておく何かが必要である。
そしてそれは光を透過する必要があり
今回は100均で売られていた漬物用の瓶を使用した。
小型化
制御マイコン
前作まではmbed開発環境を踏まえて
LPC1768
を使用していたが、より小型化を考えて
NUCLEO-F303K8
を使用した。
F303K8はArduinoMicroとの互換があり、小型でなおかつ安価なのでお手軽マイコンである。
Battery
今回はProduct自体を手にとって動きを楽しむのを大事にしたいので、コードレスは必須である。その為に今までのAC給電からバッテリー駆動に変更する必要がある。
自分は自作した基板では磁気送電には12V必要な設計なので、12Vを乾電池で賄うにはハードルが高い。そこで今回は安価で高出力なLipoバッテリーを利用することにした。
Lipoはドローンの電源に使われていることもあり、比較的手に入りやすいバッテリーである。今回はamazonで手に入る
Keenstone
のLipoを使用することにした。1cellなのでこれを直列に3つつないで11.1Vで使う。
Ballの小型化
前作のBallでは直径30mmと40mmの空洞球を制作したが、瓶に収めるということもあり、こちらも小型化が望ましい。
しかし、中に仕込んでいるLEDやコイルの大きさ的に20mm以下は厳しい
よってLEDやコイルの再選定を行う。
LED:
チップLED
コイル:
小型インダクタ
コンデンサ:
チップコンデンサ
チップ製品が多くなり、かなりはんだ付けの難易度が向上したが、SMD部品によってかなりの小型化が実現した。
小型化にともないBallの外装も15mmと20mmのものを用意した。
基板
マイコンとDriver基板を一体化させ
瓶の形状に合うように作り直した。
外装設計
基本的に100均の瓶を元にして、その蓋にギミックを追加していくことにする。
機能としては以下のスペースが必要である。
・コイル
・基板(micon,driver...)
・バッテリー
Fusion360で全体設計を行い、3Dプリンタで出力した。
組み立て
全パーツを組み立てる
小型Ballは中に水を入れながら瓶の中へ沈めた
瓶から水漏れがおこらないように口は、ビニールテープで閉じた。