0-1.STLデータを準備する
Thingiverse(
http://www.thingiverse.com/thing:1001158
)からSTLデータをダウンロードする。
ダウンロードしたデータを3D表示し、ベース面を正しくする。
0-2.部品を3Dプリントする
積層ピッチ0.3mm。サポートなし。(ラフトも不要)
プリンタのワークスペースに収まらない場合はデータを分割。(小部品は大部品と一緒にプリントすると、フィラメント冷却時間を稼げるて失敗が少ない)
0-3.サポートとバリを除去する
右で示した画像の2部品には予めサポートが付けてあるので、ニッパなどで切除し、ヤスリで平らに仕上げること。
全ての部品の軸や穴のバリは、
ヤスリで軽く除去する程度
に留めておくこと。(後で組立てながら部品同士を擦り合わせて調整する)
1-1.渦巻ばねを2個、準備する
図1は購入時の商品画像である。
マイナスドライバーでこじ開けると、図2の様になっている。
渦巻ばねを取り出す。(マイナスドライバーで簡単に取れる)
2-1.部品を集める
画像に記入された番号は、以下の説明で各部品を指す。
説明に使用した画像はYouTube『奇妙なおもちゃ』(
https://youtu.be/CyIadfOTkYw)で使用した画像を引用したものである。(以下同様)
2-2.サブアッセンブリを作る
画像の様にサブアッセンブリ(小組み立て)AーFを作る。
画像に記入されたアルファベットは、以下の説明で各サブアッセンブリを指す。
3-1.ラチェット機構(A、B、21、22)を組立てる
エンドリング(A)にラチェットギア(B)を組付ける。
次にラチェットスプリング(21、22)を画像の様に組付ける。
3-2.中子プレート(5)を組付ける
中子プレート(5)を画像の様に組付ける。
次の作業のため、渦巻ばね(6の)フック(引っ掛け)と中子ピン(14)のスリット(切れ込み)の方向を覚えておくこと。
4-1.親ギア(C)を組付ける
前述の6のフックと14のスリットの方向を合わせ、CとBを組付ける。
組付け作業は、YouTube『奇妙なおもちゃの作り方』(
https://youtu.be/B6gfsqQCgns
)で紹介したので参考にすると良い。(以下同様)
4-2.遊星ギア(9)を組付ける(2個)
遊星ギア(9)2個を中子プレート(5)に、画像の様に組付ける
5-1.ギアホルダー(11、3)を組付ける
大ギアホルダー(11)を画像の様に組付ける。
次に小ギアホルダー(3)を、画像の様に組み付ける。
次の作業のため、Dと3の方向を合わせておくと良い。
5-2.調速ユニット(D)を組付ける
Dを小ギアホルダー(3)に画像の様に組付ける。
6-1.アウターギア(10)を組付ける
アウターギア(10)を中心がずれない様に組付ける。(目印を付けておくと良い)
次の作業のため、アウターギアホルダー(12)の方向を揃えておくと良い。
6-2.アウターギアホルダー(12)を組付ける
アウターギアホルダー(12)を画像の様に組付ける。
7-1.フライホイル(20)を組付ける
フライホイル(20)を組付ける。
次の作業のため、Eの方向を揃えておくと良い。
7-2.エンドリング(E)を組付ける
エンドリング(E)を画像の様に組付ける。
7-3.輪ゴムでエンドリング(AとE)を繋ぐ
画像のようなツールを使って、エンドリング(A)とエンドリング(E)を繋ぐ。(ツールは適当な針金で良い)
輪ゴムを通す位置は
ギアに接触しない任意の位置
4箇所以上、バランス良く配置すること。
これで自走機構が完成。ここで渦巻ばねを巻いて挙動を確認すると良い。
8-1.『心』の重心リング(7)を組付ける
『心』の重心リング(7)を輪ゴムで止め、画像の様に組付ける。
これは必須部品ではない。挙動に『心』を持たせる部品のひとつ。(取り付け位置が曖昧なのがミソ)
8-2.『心』の偏心機構(Fと爪楊枝)を組付ける
『心』の偏心機構(Fと爪楊枝)を画像の様に組付ける。
これは必須部品ではない。挙動に『心』を持たせる部品のひとつ。(取り付け位置が曖昧なのがミソ)