この記事では「3Dプリンタの導入」、「3Dスキャナでの撮影方法」で苦労して撮った3Dデータを実際に出力する工程について書きます。
まず「3Dスキャナでの撮影方法」で撮り終わったデータをstlで出力します。このモデルはこのままではうまく印刷できないこと請け合いなので(底面が地面に平行でないから)、CADソフトを使って編集します。オススメの編集ソフトは123D designで、不安定になりがちなstlファイルを扱ってもある程度簡単に編集できます。
具体的にどう編集するかというと、出力したい向きを合わせて底面を地面が並行になるように切断します。この時123D Designに実装されているモデルの切断ではうまくいかないことが多いので、地面に平行な箱を作り、手のモデルとはこのモデルとの差分を取ると安全に切断することが出来ます。
次にそうして編集完了したモデルを、MakerBotで印刷するための形式に