電池モジュール基板セットの作り方
材料
・
タクトスイッチ
・
ボタン電池ケース(CR32032用)
・
銅板
使用する工具・機材
・
CNCミリングマシン
データを準備する
今回はパーツが少ないので初めから最後までillustratorでデータを作成しています。
くるま基板(.png)
くるま基板(.ai)
CNCミリングマシンで削り出す
工具経路はV-carve proで作成、ミリングマシンはオリジナルマインドCIP100を使用。
※V-carve proの設定
回路:ポケット加工 深さ 0.075mm
外形・穴:輪郭加工 深さ 1.62mm
※エンドミル:
土佐昌典VC
パス深さ 0.5mm
ステップ 0.1mm 50%
送り速度 300mm/m
切り込み 200mm/m
電子部品の加工
ボタン電池ケースの足と、タクトスイッチの足をはんだづけしやすいようにラジオペンチ等で曲げておきます。タクトスイッチは基板のデザインに合わせて不要な足をニッパーでカットしておきます。
※なるべく根本から曲げておいてください。
※細いので雑に扱うとすぐ端子がとれてしまうので注意してください。
電子手芸用LEDの作り方
用意するもの
・
LED
・
ラグ端子(M3)
・
ラグ端子(M2)
使用する工具・機材
・
3Dプリンタ
・
ニッパー
・
ラジオペンチ
・
はんだごて
カバーの出力
thingiverseから好きな形の
LEDカバー(.stl)
をダウンロードし、3Dプリンタで出力します。
※3Dプリンタ設定値(参考)
積層:0.3mm
密度:10%
出力時間:1個あたり15~25分
LEDの取り付け
LEDを中に入れ、極性にあわせ+にラグ端子(M3)、-にラグ端子(M2)をそれぞれはんだづけします。
※LEDの足はラグ端子に合わせてカットしてください。
※LEDがすぐ抜けてしまう場合は接着剤を流し込んで下さい。
装飾用シールフェルトの作り方
材料
・
シールフェルト(ポリエステル100%)
使用する工具・機材
・
レーザーカッターSpeedy300
素材を集める
100円ショップに売っているシールフェルトが安くて色んな色もあるのでおススメです。
好きな色のフェルトで切り出してください。
データのダウンロード
基盤に合わせてデータを作りました。
ドーナツやプリンなどは、2色を組み合わせて一つの形です。
フェルトデータ(.ai)
フェルトデータ(.png)
データを作るコツ
illustratorを使ってデータを作ります。 レーザーカッターで加工した時に、周りが溶けて一回り小さくなります。 パスのオフセットで0.5mm~2mmオフセットすると、カットした時に丁度良い大きさになります。
レーザーカッターで切る
レーザーカッター(Speedy300)を使って切り出します。 パラメータは以下の通りです。
[フェルト 1mm]
彫 刻 P:25 V:10 パルス:500PPI
カット P:60 V:1 パルス:1000Hz
[フェルト 4mm]
彫 刻 P:44.63 V:10 パルス:500PPI
カット P:60 V:5 パルス:1000Hz
ミニ糸巻ボビンの作り方
材料
・
MDF2.5mm等の端材
・
導電糸(1m)
使用する工具・機材
・レーザーカッター
ミニボビンの切り出し
糸巻ボビン(.ai)をダウンロードし、レーザーカッターで切り出します。
素材は厚さ2.5mmのMDFを使用しました。
小さいので端材をつかうとよいと思います。
アクリルでも可。
導電糸(1m)を手巻きする
導電糸の太さにもよりますが、今回は1m分巻いてみました。
長い量を巻きたい場合は、ボビンサイズを大きくしたりしてみてください。
完成
フェルトや基板、LEDの組み合わせなどで、好きなようにアレンジしてみてください!
【参考資料】キットの遊び方
ワークショップで使用した資料です。参考にどうぞ。
ワークショップ資料(.pdf)
おまけ①
かわいい系の基板をつくりました。
アイス基板
アイス基板(.png)
アイス基板(.ai)
ハート基板
ハート基板(.png)
ハート基板(.ai)
まる基板
まる基板(.png)
まる基板(.ai)
アメ基板
アメ基板(.png)
アメ基板(.ai)
おまけ②
男の人も楽しめるようなデザインの基板もつくってみました。
ふね基板
ふね基板(.png)
ふね基板(.ai)
ドライバー基板
ドライバー基板(.png)
ドライバー基板(.ai)
歯車基板A
歯車基板A(.png)
歯車基板A(.ai)
歯車基板B
歯車基板B(.png)
歯車基板B(.ai)