材料について

加工材料についての紹介

加工できる材料

  • 紙
  • 画用紙
  • 薄いフェルト1.0mm~2.0mm
  • カッティングシール
  • 塩ビファイル

加工できない材料

  • 金属
  • 分厚い素材

加工可能なサイズ

  • マット小(300mm×300mm)
  • マット大(300mm×600mm)

使用できるデータについて

  • アナログデータ
  写真や手書きしたもの
  • デジタルデータ
  外部デジタルデータ:パソコンで作成した画像データ(イラストレーターなど)
  内部デジタルデータ:"ScanCut"本体に保存されているカットデータ

アナログデータ

"ScanCut"本体でスキャンを行いデジタルデータ化する。

デジタルデータ

専用ホームページよりカットデータに変換する。(https://scanncutcanvas.brother.com/jp)
※イラストレーターからデータ作成する場合を参照

イラストレーターからデータ作成する場合


カットしたいデータをつくる

画像のように目や模様など、データが重なっている場合は、なるべくパスファインダで一つのデータにする。
わからない時は、そのままでもカットデータになります。
なるべくシルエットのみ(外形のみ)が綺麗にカットできる。

SVG形式に保存する

メニューバーより
[ファイル]
  ↓
[別名で保存]
  ↓
ファイル名を入力
  ↓
[ファイルの種類]
  ↓
[SVG]
  ↓
デスクトップに[保存]

保存できてるか確認する

デスクトップに保存できてるか確認する。
写真のようなアイコンで、同じファイル名があればOKです。

※デスクトップに保存したものは、自分のUSBなどに保存してデスクトップからは消去してください。

デジタルデータの作成方法!

【写真1】専用サイトにアクセスする。
*会員登録がお済みでないかたは登録する(無料)

【写真2】新規作成をクリックする。

【写真3】データを作成する。

外部デジタルデータの読み込み

【写真1】左上の" SVG"と書かれたアイコンからデータを読み込む。

【写真2】ファイルを選択する。
*SVG / DXF / FCMのみ対応
イラストレーターなどでつくった際、
このうちのどれかのファイル形式に書き出しておいてください。

【写真3】右クリックまたは右上の”編集”から、データを編集できる。

SVGファイルのままだとカットできないので
ファイル→FCMファイルのエクスポート でFCMファイルに変換し、USBメモリに保存

データが重なっている場合①

イラストレーターの方から作ったデータを読み込んで、画像の様に目や模様が無くなることがあります

データが重なっている場合②

ドラッグして選択すると、目や模様のデータがあるのがわかります。
データ自体は消えていないので、このまま保存してカットして大丈夫です。

本体の設定


電源を入れる

電源を入れる。
加工中本体後方に材料が排出されるため、後方に十分なスペースを確保する。

スキャン、模様の選択

模様:"ScanCut"本体またはUSBにあるデータのカットを行う
スキャン:アナログデータをスキャンし、デジタルデータに変換する 

データの選択

【写真1】”データ呼び出し”をタッチする。

※試し切り:簡単な図形でカットの試し切りができます。
素材が変わるごとに、試し切りをしてください。

【写真2】
㊧:"ScanCut"本体に保存したデータ呼び出し
㊨:USBデータ呼び出し
切りたいデータをタッチして「OK」を押す。

場所の設定

画面上のグリッドと、カッティングマットのグリッドを確認し、カットする場所、カットするサイズを設定する。
【写真1】①をタッチする
※②:データを最適に並び替える
 ③:データをスキャンする

【写真2】
①:データを移動する
②:データのサイズを変更する

刃の選択

カッティングマシンには紫色の刃と青色の刃があり、切るものの厚さに応じて使い分ける。
青色の刃:薄い紙から薄い布(コットン生地)
紫色の刃:それより厚い厚手の布(1ミリ厚のフェルト)

材料の準備


準備するもの

  • カットしたい材料
  • カッティングマット
  • マスキングテープ
  • 弱粘着スプレーのり

材料の貼付ける

カッティングマットの原点に合わせ、材料を貼付け、マスキングテープで固定する。
 ※薄い材料の場合、弱粘性のスプレーのりを軽めに拭く。

加工する


カッティングマットの挿入

カッティングマシーンと水平になるように、カッティングマットをあて、挿入ボタンを押す。
 挿入後、挿入口とカッティングマットが水平かどうかを確認する。

試し切り

カッティングが正常に行われるかどうか、材料の必要ない場所で試し切りを行う。
 正常に切れない場合は、ヘッドのネジを回し、刃の長さの数値を調節する。

カットする

カットデータを選択後、緑色に点滅を確認後「▶︎」を押す。

厚みのあるものをカットしたいとき

フェルトなど、厚みのあるものをカットしたいときは紫の刃を使う

メンテナンスを行う


ヘッドの掃除

ヘッドを取り外し、ヘッド部分を開ける。 柔らかい布などで、汚れを軽く拭き取る。

カッティングマットの掃除

カッティングマットに付着したゴミを綺麗に取り除く。