Heeks CADについて
https://sites.google.com/site/heekscad/
10£(1000~2000円)コマーシャル付きなら無料(ライセンス範囲不明)
Google ソースコードから自分でコンパイルして使用する場合は無料
対応OS: Windows, Linux
Heeks CADを使う上での基本用語
Tools
エンドミル、ドリル等の登録や使用に関係
Surfaces
3D モデルから得られる切削面
Heeks では視覚化されないので注意
Oparations
切削設定
大きく Profile と Pocket に分かれる。(Drill は未検証 )
Profile は 2D カッティング (Woodpecker ではエラー?要検証 )
Pocket は 2.5D/3D 切削
NC Code
機械に流し込む G コード
Sketch
加工範囲を示す
Patterns
同じものを複数加工する場合に使用 ( 未検証 )
Windowの説明
Objects
Heeks内で扱うモデルやツール、切削パスなどのオブジェクトデータが全て表示される。
Options
Heeksの操作やファイル入出力に関する設定値を変更する。
[USE DOS Line Endings]: チェックすると出力するGコードファイルの改行コードをWoodpeckerが認識してくれる形式になる。
Print
実行中の処理が表示される。
Output
Gコード作成時にが結果が表示される。
Properties
選択中のオブジェクトのプロパティ。全てのオブジェクトはIDで管理されており、後述Surfaceの設定のSolidsの番号でも利用される。
使い方
データをインポートする
・インポート可能なデータ .stl(実績あり) .iges .dxf .step
※dxfをインポートした場合はmmをインチとして認識される(1/25.4スケールになってしまう)
(追記)dxf内の$MEASUREMENTの指定がある場合は正常に読まれる。
http://www.asasystems.co.jp/Support/faq/dxf_c/support-D8.html
切削面(surface)を作る
切削面(surface)を作る(可視化されない)
・「Add other operation」→「Surface...」
加工範囲(Sketch)を指定する
スケッチの範囲について: 切削のステップ数やエンドミル径を考慮しないと、Heeksはモデルを削りすぎないよう誤差の外側を残して切削するためモデル外周に削り残しができる。 スケッチとモデルの隙間がエンドミル径倍率になっていることなど気をつけること。 閉じた図形でないとエラーになりますので注意してください。
Pocket (範囲内の切削方法)を設定する
設定値の意味解説は以下に詳しく書かれている:
http://jun-machinery.ddo.jp/computer/heeks/heeks2.html
切削パスの計算をする
Window→Printを出しておけばパス計算が実行されているかどうかが見てわかる
Heeksでのプレビューはあまり質がよくない
・ Open Scam にてプレビューがよいらしい
切削パスを保存する
ファイル保存「G0」→「Save NCFile」 ・切削パスをファイルに保存する
Tips
Sketchは複数作れそう。フローを分けてSketchを複数作って走らせたほうがよさそう。
Bridge(支持パーツ)は2Dの場合Tagという機能で手動で追加可能。