使用ソフトについて

【基本のソフト】
・modela player 4:3D切削用(←スライスソフトのようなもの)
・Virtual modela:ヴァーチャルプレビュー用(modela player連携)


【その他のソフト】
・click mill :ユーティリティ  簡単な切削用 3Dデータは使えない
・Dr.engrave(MDX-15用):プレート彫刻用
・mdx 3p(MDX-15用)
・3D Engrave(MDX-15用):レリーフ(浮き彫り)用
・3D text:
・Dr.PICZA:スキャナソフト(なのでいずれ使えるほうがいい)

材料について


大きさ(最大切削範囲)

X =101.6mm    Y=152.4mm    Z=62.4mm

使える材料

・木材
・石膏
・樹脂 (モデリングワックス、発泡材など)
・ケミカルウッド
・真鍮
・アルミ (JIS の A5052)

使用できるデータについて

  • stl
  • dxf
  • igs

が読み込めます

データの転送

modela player 4を開き、データを読み込む

・データはワイヤフレームで表示される。「プレビュー」コマンドでソリッドっぽく見える。
・データは左下を起点に設置される

作業フローを組む①

・片面切削、両面切削、4面切削を選ぶ。(以下は片面切削の場合の説明)
・右端のウィンドウで材料を選択します
・硬いものから順番にならんでいます
・【モデル】からサイズを設定する

作業フローを組む②

【新規行程の生成】(ツールパスの設定)
・面出し
・荒削り
・仕上げ
・穴あけ
原則、上から順番に加工していく。
形状によっては、面出し/穴あけは不要

作業フローを組む③

荒削りの設定を行う。

・どこから削るかを選ぶ

・ツールを選ぶ(ここでは3mmスクエア)

・切削範囲と深さを選ぶ
・生成するツールパスの種類を選ぶ
-走査線(行き帰り削る)(荒削りは走査線がよさそう)
-単方向(行きか帰りどちらかだけ削る、切削開始位置による)
-等高線(等高線上に削る)

・切削条件を設定する
-材料ごとの推奨値が入る
-推奨値は変えないほうがいいでしょう

・行程の名前をつける
-同時にツールパスも生成できる

作業フローを組む④

・同様に仕上げ加工の設定を行う。(等高線でやった方が無駄が少なそう)
・アップカットor ダウンカットを選択する

作業フローを組む⑤

・切削位置の設定
-切削位置をウィンドウで確認。
-加工原点がグレーの四角の左下に来ていると正解。
・「プレビュー」で加工シミュレーションを確認。

注意事項!

先に送られていたデータがあった場合には、USB接続するといきなり切削が始まります!
→材料の固定はUSB接続し本体の電源を入れた後に行う。

本体等の設定

  • 本体とPCをUSBにつなぎ、電源を入れる。
  • ふたを開けると操作ができなくなる。
  • 加工中は常時PCを繋いでおく必要がある。

材料を台座に両面テープで固定する


コレットを取り付ける

・コレットは6mmのみ 

原点の設定を行う(キャリブレーション)

 ・(XY原点の設定)VIEWボタンで自動的に設定完了(=機械原点)
 ・(Z軸原点の設定)DOWNボタンでミルの先端を材料の表面に接するところまで下げる。
 ・VIEWボタンを押してZ軸原点を設定完了 

ソフトからデータを転送する。

・右下の切削ボタンを押す
 ・OKを押す→処理項目を選択→OKを押す
 ・加工を開始する 
・VIEWボタンを押す

メンテナンス

・切削クズの掃除を行う。

Tips

・ローランドの以下のサイトにサンプルデータがある。 http://icreate.rolanddg.com/iModela/DGJ/Japanese/download/index.html/
・3Dスキャナについてはこちらを参照 http://fab.sfc.keio.ac.jp/lab/?p=3744
・キャリブレーションが雑です
・やわらかい素材程、速く切削できる