本体等の設定(基本の使い方)


下糸(ボビン)の準備

  • 糸をセットして、本体右上の図の通りに糸を通す
  • ボビンに通してきた糸を4〜5回巻き付ける
  • 押さえを下ろすとスタートボタンがオレンジ色になる
  • スタートボタンを押すとボビンが巻かれる
  • ある程度巻かれたらストップボタン(スタートと同じ)を押して止める
  • 針板ふたを開け、ボビンをセットする
  • 図のように糸を通してセット完了

押えを取り付ける

  • 刺繍以外の使用の際は、押えホルダーを取り付けた上で押えをつける
  • タッチパネルに表示された縫い方を選ぶと、使用する押えが表示される
  • 押さえホルダー後部の黒いボタンを押しながら、押えを取り付ける
  • 色々なアタッチメントがある
  • ディスプレイに使用するアタッチメントが表示される(JとかNとか)

上糸を取り付ける

  • 本体に示されている数字の順に糸を通す
    • 8番で糸が切れる
    • 9番のレバーを降ろすと針の穴に糸が自動で通る

縫う

  • 押えの下に布を入れて、押えを下ろすとスタートボタンが緑になる
  • スタートボタンを押すと縫い始める
・本体の3つのボタン(左から) ・返し縫いスイッチ ・針上下スイッチ ・糸切りスイッチ
  • 上糸下糸の調整
・タッチパネル「設定」 ・「模様の幅」 ・「縫い目の長さ」 ・「糸調子」

・糸調子の設定値: 4.0が標準(0.0〜9.0まで) ・上げると上糸が強くなる、下げると上糸が弱くなる

刺繍をする


刺繍押さえをセットする

  • ねじを緩める
  • 押さえ棒のネジに、押えを引っ掛ける
  • ねじを締める

刺繍キャリッジを取り付ける

  • 電源を切って行なうこと
  • 蓋が閉まっているとささらないので、差し込み口を開けることを忘れない
  • 刺繍キャリッジに差し込みについての注意書きがあるので参照

刺繍枠に布地を取り付ける

  • 布地はしっかり引っ張っておくこと
  • ねじで締める

電源を入れる

  • キャリッジを付けて電源を入れると勝手に刺繍モードになります
  • 刺繍キャリッジが動くので注意する

刺繍データの作成

まずカードが壊れていますが、ソフトのドングルがわりにもなっているのでカードリーダーをUSBポートにさしておきます。「刺繍Pro」:刺繍データを作るソフトの中には

  1. ステッチクリエイター
  2. デザインセンター
  3. デザインデーターベース
  4. レイアウトセンター

4つがあります。

レイアウトセンターの起動

刺繍Proの中のレイアウトセンターを起動します。起動すると、元々のサイズ(13cm×18cm)のグリッドが表示されます。ワークサイズの選択方法はオプションのデザインページの設定で行ないます。

刺繍する画像データの読み込み

画像から刺繍データへの変換をします。 画像メニューから入力->ファイルからを選択します。 選択できるフォーマットは、
  • BMP
  • JPEG
  • PNG
  • EPS
などなど... これらはビットマップとして読み込まれます。 (注:線データとしては読み込まれません。)

サイズの調整と配置

画像が読み込まれたら、アンカーのドラッグしてサイズを調整します。メニューの画像から「サイズと位置の変更」を選ぶと再編集ができるようになります。(注:アンドゥは1回まで!! → 設定で変えられないの?)

ステッチウィザードを起動

好きな位置に配置できたら、メニューの画像のステッチウィザードを起動します。 画像の変換方法の選択を行ないます(縫い方の選択になります)。 方法は、
  • オートパンチ
  • フォトステッチ1
  • フォトステッチ2
  • クロスステッチ
はじめての場合はオートパンチを選びます。

オートパンチの設定

オートパンチの設定に入ります。使用する色が表示されます。使わない色を選択すると、そこは縫わなくなります(白地とか)。(注:文字の中とか白地の縫いが残ったりしますので、手動で画像中の場所を選択して消すか、白色の使用自体を消してしまいましょう。)他、輪郭線の設定(なめらかにするか否か)やノイズ除去等がスライダーで調整できます。

糸色リストを選択

実機に表示される糸色のリストに合った糸をセットします。色数が少なくて目視であわせられる場合には、自分であわせてもいいでしょう。

データのプレビュー

ツールバーの右から3つ目にあるリアルプレビューを選びます。ズームして見ておかしいところがないか確認しましょう。

データの書き出し

メニューのファイルから「名前を付けて保存」を選び、.pes形式で保存します。保存したpes形式のファイルをUSBメモリを使って本体に移します。

刺繍データの読み込みと実行

ここからはミシン本体操作です。電源を入れてから、USBメモリをさします。画面の指示に従って進めます。布のセット方法は上記の通りです。

刺繍データの読み込み

USBのアイコンのボタンを選択します。 ファイルを選択します。 上のアップロードボタンを押します。 色別にイメージが分割されて表示されます。 数値は針数です。 スタートボタンを押して開始します。 縫う色の順番は、刺繍Proのステッチシミュレーターで確認できます。

糸の交換

色のパートが終わったら、糸の色を交換します。交換方法は上記の通りです。

8、Tips 

・本体の手前の補助テーブルの中にも大事な大事な道具がいろいろ入っています
・イラストレーターからはhttps://github.com/masika/Embroi

刺繍ミシンの使い方の流れ

データの準備
↓
ガイドに沿って機械の準備(機械の立ち上げ、布の準備、下糸の準備、上糸の準備)
↓
刺繍