【第一形態】

植物の根を模倣した形状を作成。

【第二形態】

XYZ軸でスケールし形状が異なるものを作成。Z方向に伸ばしたものは重心が高く不安定。根により支えられた植木鉢を作りたいため、根のカタチを見せつつ安定した形状をスタディする必要がある。

【第三形態】

表面にテクスチャをつけたもの。(Fuzzy Skin)これにより接地面へのグリップが強くなるとよい。

【第四形態】

根のパスが取り外せる形状のスタディ。解体・組み立てが可能なような機構を用いたい。スナップやボールジョイントが最適であると予想する。

【最終形態】

根の伸びる方向に合わせて形状を変形させる植木鉢。大・小の二種類のパスを用意し、できる限り根が通るように底面に設置した。

根が伸びるにつれ形状を変形させるように、パスにはボールジョイントを用いた。パスは解体・組み立てが可能である。試しに根を通してみたところ、形状を保った状態で固定されたため、ある程度の太さになれば安定した個体特有の形状になると予想する。最終公表会では、根が土の詰められていない状態のパスを通ることができるのかという質問をいただいたため、今後は実際に種の状態から狙ったように根が伸びてくれるかを検証したい。

【工夫点】

水を浸透させかつパス以外の方向に根が伸びないように小さな穴をあけた。

【使用ソフト・データなど】

【使用ソフト】
モデリング:Blender
スライシング:Ultimaker Cura

【データ】
3D scan
3D data