根の伸びる方向に合わせて形状を変形させる植木鉢。大・小の二種類のパスを用意し、できる限り根が通るように底面に設置した。
根が伸びるにつれ形状を変形させるように、パスにはボールジョイントを用いた。パスは解体・組み立てが可能である。試しに根を通してみたところ、形状を保った状態で固定されたため、ある程度の太さになれば安定した個体特有の形状になると予想する。最終公表会では、根が土の詰められていない状態のパスを通ることができるのかという質問をいただいたため、今後は実際に種の状態から狙ったように根が伸びてくれるかを検証したい。