目的
大学の講義でのグループ活動で、私たちのグループではカブトムシとクワガタを3Dプリンタを活用して製作することになった。私はその中でもミヤマクワガタというクワガタを製作した。製作にあたっては、ミヤマクワガタの特徴を調べるとともに、ミヤマクワガタの写真を用いて3D-CADでモデリングした。
使用材料
・フィラメント(青)
・プラスチック棒(直径3mmと直径2mm)
・スプレー(黒)
製作方法
1.Fusion360(3D-CAD)でミヤマクワガタをモデリング
3D-CADにミヤマクワガタの写真を挿入し、位置やサイズが合うように調整した。
モデリングをする際には、挿入した写真に合うようにパイプを整えていった。
パイプについては、頭部・腹部・胸部・角に分けて形を作り、ミヤマクワガタの特徴である、頭部にある冠状の突起(耳状突起)をしっかり表せるようにモデリングした。
2.STLファイルに変換して保存
モデリングしたミヤマクワガタを3Dプリンタで出力するためにSTLファイルに変換して保存した。
STLファイルについては最後に載せてある。
3.3Dプリンタで出力
ミヤマクワガタのモデリングを3Dプリンタで出力した。
今回使用した3DプリンタはXYZプリンティング社のダビンチである。
出力温度は約210℃、出力時間は約一時間半である。
フィラメントは青色を使用し、出力している間にはフィラメントが絡まってしまう時があるため、適宜確認しながら出力を行うと良い。
4.ミヤマクワガタの足の作製
3mmのプラスチック棒を適当に六本切断し、ライターで炙りながらプラスチック棒を曲げていった。
そしてミヤマクワガタの裏面にドライバーで六つの穴を開け、その穴に切断して曲げたプラスチック棒をはめ込んでいった。
足の形により上手く立たなかった場合には、火で炙ったりして曲げて調節した。
最後に2mmのプラスチック棒を小さく六本切断し、はめ込んだプラスチック棒に接着剤でくっつけた。
5.塗装する
模型用の黒色ラッカー塗料を使用し、ミヤマクワガタを塗装した。
完成
以下がミヤマクワガタのSTLファイルである。
ミヤマクワガタ