使用材料
フィラメント(青):PLA、直径1.75mm
プラスチック棒(白):直径3mm×1、直径2mm×1
真鍮線(金):直径0.8mm×1
Mr.color(黒)
Fusion360(3D-CAD)を使った3Dモデルの作製
1. モデリングの準備
ヒラタクワガタの平面図と側面図の写真を挿入し、サイズと位置が合うように調整した。
2. モデリング
フォームからパイプを作成し、準備した写真に合うようにパイプの形を整えていく。
大きい部分のパイプは、内歯については頭部上、頭部下、胸部上、胸部下、腹部上、腹部下、顎の7つから身体を作成し、顎は片方を作成したら、コピーして反転させた。
顎の内歯については、小さいパイプの先を尖らせることでモデリングした。
3. STLファイルの形式に変換して保存する
3Dプリンターで出力するためにSTLファイルに変換して保存する。
作品(ヒラタクワガタ)のSTLファイルは最後に記載してある。
XYZプリンティング社のダヴィンチを使った3Dモデルの出力
出力の温度と時間
温度:約215℃
開始:11:10
終了:12:42
出力時間:1:32:00
出力
今回は、密度などを変更せずにそのまま出力したが、強度がさらにほしい場合なども考えられるため、目的によって設定を変更し、出力する必要がある。
出力中にフィラメントが絡まってしまう場合があるため、確認しながら出力を行う必要がある。
サポート等を外す際は、本体が壊れてしまわないように注意する必要がある。
サポート等を外した後に、少し凹凸が見られるため削ることも可能だが、削りすぎないようにする。
ヒラタクワガタの脚と触覚の作製
プラスチック棒を使ったヒラタクワガタの脚の製作
直径3mmのプラスチック棒を35mmの長さに切断したものを6本、直径2mmのプラスチック棒を15mmの長さに切断したものを6本準備する。
この直径の異なるプラスチック棒を接着剤、又は火で炙ることで接合する。
ここで、できあがった6本のプラスチック棒を体に合わせながら、火で炙りながら曲げていき、脚を完成させる。
胴体にピンバイスで穴をあけることで、作製した脚を差し込めるようにした。
真鍮線を使ったヒラタクワガタの触覚の作製
もとにした写真を見ながら、真鍮線を曲げることで、触覚を完成させる。
胴体にピンバイスで穴をあけることで、作製した触覚を差し込めるようにした。
塗装
塗装はエアブラシで行い、塗料は模型用のラッカー塗料を使用した。
ヒラタクワガタは光沢のある黒色であるため、それに適した塗料を選択し、塗装を行った。
完成
これで基本的には完成である。
目的や用途に応じて、必要であれば適宣修正してモデリング、出力、塗装等を行う必要がある。
以下は、作品(ヒラタクワガタ)のSTLファイルである。
ヒラタクワガタ_STLファイル