データ作成
Thingiverse
にあったデータを利用.
本当は二色刷りに挑戦したかったが,
機材調整が終わりを見せなかったので
またの機会に先送り.
白身を上下二分割して中心に黄身を配置,
黄身に合わせて白身の内側をくり抜いた.
下パーツには,上パーツに引っかかるよう
地味に突起をつけてみた.
プリント
白身は白のPLA,
黄身はオレンジのABSで出力.
溶かすときに融点の違いを活かす.
プリンタはCUBISとSolidoodleを併用した.
SolidoodleWorkbenchを使いたかったのだが
新品だったため調整が追いつかず...
なんかすごい失敗した
シェルを積み重ねていくと
だんだん本来の高さよりも高くなってしまい,
最終的にエクストルーダーが突っ込んで
下ごとずれてしまうエラーが頻発.
丸っこいせい??
Flowrateを90%におさえた上,
ベッドの中でもキャリブレーションが
特にうまくいっている部分だけに
プリントして乗り切った.
合体
出力の都合上3つのパーツに分かれていたので,
それをひとつにまとめる.
白身(上)の中に黄身を入れてから,
3Doodlerを使って,
パテ埋めの要領で接着した.
とかす
とかす. 融解させる.
手段は問わない.
非接触で表面温度を測ってみたところ,
およそ250℃を超えるとどろどろになって,
300℃に近づくと沸騰して焦げつく.
また,250℃を保つとだんだん焼き色がつく.
同じ炭水化物だけあって,
砂糖のようなふるまいをするらしい.
思ったほどうまくとけなかった
今回は
・鉄板+カセットコンロ
・フライパン+カセットコンロ+ヒートガン
・オーブン (260℃)
の3通りにトライ.
ただ, どのパターンでも
熱源から遠い部分に熱が伝わりきらず,
思ったより厚ぼったく残ってしまった.
モデリングの段階も含めて,
熱伝導の経路を再考する必要がありそう.
使用したもの
PLA樹脂のフィラメント (white)
ABS樹脂のフィラメント (orange)
FDM方式の3Dプリンタ
3Doodler
カセットコンロ
フライパン (テフロンが望ましい)
ヒートガン
非接触式温度計
オーブン