板材の調達

ヒノキの人工林で間伐をするところから。

ノコギリで伐倒後、チェーンソーで小切ってもらい、みんなで運びだしました。

チェーンソー製材

チェーンソー製材機で板状にカットしてもらいました。

乾燥

自宅で4ヶ月間乾燥させました。

割れは起こらず。

穴を開ける

使用した板材はいちばん外側の丸い部分。

チェーンソーの刃が収まる穴を開けます。

ガイドバー(チェーンが回転する金属プレート部分):長さ400mm、幅80mm、厚み6mm

突っ込み切り

ヒノキを作業台の足にクランプで固定し、チェーンソーで「突っ込み切り」することで、刃が収まる穴を開けました。

突っ込み切りとは、チェーンソーの先端で切り進んでいく方法。ノコギリにはできない切り方です。

サイズ的に高さと幅がギリギリでしたが、なんとか成功しました。

※注意点についてはMemoを参照ください。

表面をきれいにする

突っ込み切りした時点でケースとしての機能は完成しましたが、外皮を剥がしてきれいに整形することにしました。

皮を剥ぐ

マイナスドライバーを使って皮を剥がしていきます。

剥がしていくと、突っ込み切りしたスペースとの堺に穴が空いてしまいました。

ギリギリアウトでした。

サンダーで削る

剥がせるとこまで皮を剥がし、残りは電動サンダーで削りました。

皮の残りを削る

サンダーで削りきれなかった部分は、彫刻刀で削りました。

空いてしまった穴を整形

穴が空いた部分、ギリギリ穴が空いてない部分については、思い切って彫刻刀で削り落として整形しました。

サンドペーパーで磨く

180番、240番のサンドペーパーでひたすら表面を磨きました。

レーザーカッターで刻印

「Chain-Saw」の文字をレーザーカッターで刻印。
FABOOL Laser Mini とインクスケープを使用。

蜜蝋を塗る

艶出しと撥水加工のため蜜蝋を塗りました。
これで完成。