構想、および3Dモデリング

物語の構想とキャラクターたちのデザインは大体同時に進めました。
物語を考えながらキャラクターを思いつくような感じです。
キャラクターたちはアトファブで教えてもらったTinkerCADでデザインしました。積木を組み合わせるような感じでつくれるので、はじめてでも使いやすかったです。楽しくなってコンテストの準備が終わってからも仲間が増え続けています。

キャラクターたちの3Dプリント

各キャラクターを別々のフィラメントで3Dプリントして色違いにしました。
パーツがうまく出力されるよう調整するのが大変でした。

背景のペイント

背景は画用紙に絵を描きました。

アニメーション用素材の撮影

デジカメで背景と3Dプリントしたキャラクターたちを写真に撮りました。
キャラクターたちはアトファブの撮影用ブースを借りて撮影しました。

Scratch でのアニメーション制作

アニメーションの素材が揃ったので、Scratchでアニメーションの制作を進めます。

撮影した画像の取り込みと加工

デジカメで撮影した画像をScratchに読み込みました。
ひとつの画像を変更して別々のシーンで使うように加工したり、キャラクター背景の細かい部分を細いブラシを使って消す作業が大変でした。

シーン別のアニメーション

全部で8つのシーンに分けてScratchでアニメーションの作成を始めました。

アテレコ

登場するキャラクターはリアリティを追求するために家族に手伝ってもらって別々にセリフを録音しました。
ナレーションも別途録音しました。怖い雰囲気を出すのに苦労しましたが、お父さんが博士を上手にやってくれて驚きましたが、嬉しかったです。

動きの微調整

セリフの長さを見ながらキャラクターそれぞれの動きを調整しました。
誰が話しているのかわかるようにしたり、ちょっと大げさに動作するようにしてみたり、
セリフと動きが不自然にならないよう調整するのにとても苦労しました。

アニメーションの書き出しと結合

全部で8つのシーンに分けて制作していたアニメーションをそれぞれ書き出し、1本のアニメーションにまとめました。
はじめ、Scratch1.4で作成していましたが、ビデオの書き出しができないので、Scratch2.0に読み込み直し、そこから各シーンごとにビデオ書き出しをしました。
書き出したビデオをまとめるときには「Free Video Cutter Joiner」というアプリケーションを使用しました。

登場人物とキャラクター

アニメーションの登場人物たちを紹介します。
全部 TinkerCAD でデザインして3Dプリントしました。
その後も仲間が増え続けています。

ベロツノ (双子)

一卵性双生児。
黄色いのが兄。白いのが妹。見たとおり色白。
兄弟揃って好奇心旺盛な性格。

カマイス

少しおとなしく、流されやすい性格。

ビーベ

意外に情報通。時たまリーダーらしい行動を取ろうとする。

テンワン (博士)

著名な学者。数年前には新聞で取り上げられたことがある。
今は研究所にこもってあやしい研究をする毎日。

使用したもの

この作品をつくるために使ったものです。

ものづくり

3Dプリンタ:Winbo Super Helper SH-155L (アトファブの機材)
フィラメント:PLA 各色
画用紙
クレヨン
撮影用ブース
デジタルカメラ

アプリケーション

3Dモデリング:TinkerCAD
アニメーション:Scratch 1.4, 2.0
ビデオ編集:Free Video Cutter Joiner