Concept
同じ規則で凹凸状に折ってできたモジュールを、屋根ができるように少しずつずらしながら上に積み重ねることでできた蜂の巣に似た構造体。風通りの良さと適度な明るさを保ちながら、太陽の光も遮断することができるようになっている。太陽の位置によって、できる影の位置と大きさが変化し、太陽が日差しが強い午前10時から午後3時の間では光がすべて遮断されて、日陰の面積が最大となる構造となっている。
Materials
トランプ・・・26枚
ゼムクリップ・・・約70個
両端クリップ・・・2個
How to make
①トランプを半分に折る
目印をつけるためだけなので軽く折る。
②目印に向かい両端を折る
これも目印の役割なので軽く折る。(4等分になる)
③両端から②で折った線に向かって折る
3本の線の中で、奥の線に向かって折る。
④③の反対側も同様に折る
③と同様に。
⑤両端を外側に③④でできた線に向かい折る
これまでとは反対向きに両端を折る。Ωのような形になる。
How to build
①モジュールを作る
2枚をゼムクリップで横に繋げたものと、3枚をゼムクリップで横に繋げたものを作る。
②空洞ができるように積み重ねていく
ハチの巣型の空洞ができるように、二枚でできたパーツと三枚でできたパーツを交互に積み重ねていく。
Shade renge
太陽の位置によって、できる日陰の位置と大きさは変化していく。
日差しの強い10時〜14時にかけて日陰の面積が最大化するような設計になっている。
Reference case
The Vessel(New York, USA)
ハニカム構造の棚
ブックケースSC-388B
(NOCE)