1.片手だけで使えるトイレットペーパーカッターの企画
• トイレで用を足した際に、
ペーパーを切った後に掴める部分が無くなってしまい、
次の
ペーパー
が取り出し難いことが多く、
常に不便を感じていました。
• そこで片手だけで
ペーパー
の引き出しと切断ができて、
さらに次に掴める部分が残っていて取り出し易い
ペーパーホルダーカッターの制作を企画しました。
• また、
ペーパー
部分のみを掴んで使用できるので、
ホルダー部には一切触れずに用を足すことができ、
病院や公共の施設などでの衛生面の改善も見込めます。
コンテスト必要事項
1.Titele(自助具タイトル)
片手で楽々トイレットペーパーカッター
2.ForWhom(対象者 )
病気や事故で片手での生活を余儀なくされている方や
高齢者の方など
3.Why(なぜ作成しようと思ったのか)
片手ですべての動作を完結できるホルダーを探したが市販されていなかったため
4
.How(
どのように作成したのか)
3Dプリンターを用い、出力後に複雑な組み立てが必要なく、すぐに使える自助具を目指しました
5.Outcome(成果)
片手でペーパーの引き出しから切断までの動作がストレス無くできるようになりました
制作環境
PC:Windows11
CADソフト : Autodesk Fusion
3D Printer :Bambu Lab A1 mini
スライサー:Bambu Studio
フィラメント:PLAマット フィラメント1.75㎜
自助具に求められる要件
1.片手のみの動作で ペーパーの引き出し ~ 切断 ~ 再引き出し が出来ること
2.一見しただけで使い方が直感的に理解してもらえるようにする
3.シンプルなデザインで可動部は極力少なくし、破損や故障を防ぐ
4.既存のトイレットペーパーホルダーに無加工での取り付けを目指す
5.1ピースで3Dプリントできるように形状を工夫し、複雑な組み立て作業などをなくす
制作プロセス 試作-1
試作品-1
・既存のホルダーのペーパーカバー部に両面テープで
張り付けるタイプのカッターを考案し制作した。
・縦長のミゾにペーパーを2つにたたみながら誘導し、
横に引けばカットされ、残ったペーパーは下方に落下し
次に引き出す際の掴む部分になると考えた。
・実際に使ってみると、スムーズにペーパーが誘導されず、
切断しようとしても、ペーパーが引き出されてしまって
目標の動作を達成することは困難だと判断した。
制作プロセス 試作-2
試作品-2
・ペーパーを折り畳む方式はやめ、通常どおりの動作で
違和感なく使えるようにしたいと考えた。
・また、ペーパーの必要以上の引き出しを防ぐため
ロック機構が必要だと感じたため、再設計をおこなった。
・ペーパーを切断する動作をそのままロックするための
動力として
使える機構とした。
・本体カバー部とは分離・独立させ、側面に両面テープで
張り付け固定する方式とした。
動作テスト(実証用試作)
・出力した製品をホルダーに取り付けて
使用してみたところ、目標としていた片手での
引き出し ~ 切断
~ 再
引き出し
の動作を達成できた。
・ロック機構が機能し、ペーパーの必要以上の
引き出しを防止できていることが確認できた。
・違和感ない動作でいつも通りに使用でき、
また、切断した後のペーパーに十分な掴みしろが残り
次の動作にスムーズに移行できた。(動画参照)
使用して気づいた問題点
① 新たに設置したカッターに
ペーパーを通すための
スリット部が狭く、通すのが難しい
② ペーパーを切断後、残って下に垂れたペーパーがカッターの影に隠れてしまい視認しずらい
③ ペーパーロールを使い切った後、カッター本体が邪魔で次の新しいロールに交換しにくい
④ また、
カッターがホルダー前方に大きく出っ張るため、動線の妨げになる恐れがある
問題点の改善策について
① ペーパーをスリットへ通し易くするため、
片側を開放した形状とし、
横からスライドさせて通すタイプへ変更する
② カッター部に垂れたペーパーの一部が見えるように小さな窓穴を追加する
③ ロール交換時には、カッター部を下にずらすことができるようにし、
交換作業の妨げにならないようにする
④ ホルダー取り付け位置の見直しと、万一接触して過大な負荷がかかった際には
下に逃げ、
怪我と破損を防止する作りとする
※ 現在、カッターの改良作業中です。
2次審査に進めた際には上記の改善案を盛り込んだ 改良品をお送りする予定です。
よろしくお願いいたします。