作るものを決める

なにを作ろうか考えていた時に妻が「最近結婚指輪がほしいんだよね。私すぐなくしそうだけど」と言ったのをヒントに、「更新されていく指輪」を考えました。

「せっかくだから結婚記念日までの日数を数えよう」「どれくらい作ったか=どのくらい一緒にいるかが目に見えてわかるといいね」などのアイデアから、日数をカウントアップしていく数字デザインの指輪と、たまった分が一目でわかるスタンドを作ることにしました。

データ作成

リビングのテレビの大画面であーだこーだ言いあいながらモデリング。私は3Dデザインをほとんどやったことがなかったため、妻にfusion 360の使い方を教えてもらいながらの3Dデザイン。初めてでもスムーズにできました。

リングの3Dモデル

数字を抜いたデザインにしたかったのですが、このフォントだと9や8の円の内側の部分が落ちてしまうので押し出す形に変えました。

結婚指輪というとシンプルで飽きの来ないもの、というイメージはありますが、毎日出力するこの指輪なら、気分に合わせて好きなデザインを試せますね。

リングの3Dプリント

ファブラボ世田谷にはじめていきました。
3Dプリンタの講習を受けて午後からプリント。
Afinia 800 とultimaker を使いました。

Afinia の設定

文字部分が細かく、小さいので最少積層ピッチにしました。一つ15分ほどで出力。

3Dプリント結果

心配していた文字の部分も綺麗に出ました。

失敗

そもそものサイズを間違えていてぶかぶか。はかりかたをまちがえたか。

サイズを直して出力

グレーの方はultimaker で。

台座の3Dプリント

afinia480を利用。
造形時間短縮のために夫デザインからボロノイで中抜きしてしまいました。

台座のプリント設定

大きいので積層ピッチ大きくしました。

台座出力結果

問題ない出来栄え