モチーフ選定
神奈川は江の島の貝殻屋(渡辺本店)にて、購入した。
今回の課題において、私は教育用ビデオ「ドナルドのさんすうマジック」の貝殻が現れるシーンを想起した(参照:右記画像)。貝の面積が1 : 1/2 : 1/4…といった比に沿っているという内容。
先述の面積の比がどんどん反比例的に2分割される点と、表面の筋が螺旋状に表出している点を取り入れたい。
アイデア出し
キリガイを観察し、幾つかランプシェードのアイデアを出していった。
そこで、折り方によってキリガイの筋を表現することと、
上部に近づくにつれて、徐々に小さくなることに留意して、
制作していきたいと考えた。
骨組みの制作
ランプシェードの元となる骨組みを、123D Makeと123D Designを用いてモデリングした。
垂直方向のパーツには、光を通すように、穴を開けている。
骨組みの組み立て
先ほどの3Dモデルのパーツを、レーザーカッターを用いて切り出した。
今回は、2.5mmのMDF板を使用した。
切り出したパーツを、123D MakeのInstructionに従って組み立てた。
吉村パターンのデータ作成
今回は、骨組みの上に吉村パターン状のトレーシングペーパーを貼り付けたいと考えていた。
そのため、まずはIllustratorで吉村パターンのデータを作成した。
トレーシングペーパーをレーザーカットする
次に、トレーシングペーパーをレーザーカッターで彫刻した。
パラメーターは、以下の通りである。
Power:3% Speed:3% 周波数:500kHz
トレーシングペーパーを骨組みの上に貼る
骨組みの上に、吉村パターン状に折ったトレーシングペーパーを貼る。
電気を点ける
完成。