大西さんから

大西さんが部屋に1人でいるときは、車イスに座っています。
そばに置くナースコールを押す時に、様々な困りごとがありました。
頬で押すボタンは硬くて痛い...
誤作動を起こしたらヘルパーさんに迷惑をかけてしまう...
確実に押して呼ぶことができなければ不安。

布団で寝ている時、車いすに座っている時、いつも安心して過ごせるようにしたい!

メイカソン

メイカソン in Good job center

アイディアだし

ニードを検討するためのシートを活用。

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ボタンの押し方を変える
板を固定する方法
押す触感を変える

モデリング

3DCADでモデリング

Try&Error

「ボタンは押しやすくなったけど、固定が難しい...」
「ボタンを解体してみては?」
「寝ている時はこっちの方がいい」


2パターンの使い方

座っている時と寝ている時、ナースコールをそれぞれ違う方法で押すことにしました

1.座っている時

今までは頬で押していましたが、本当は指で直接押すことができたらいい。
自分の意志で動かすことのできる親指を使うことに。
手の周りにはバンドをつけて、確実に装着できるようにしました。

2.寝ている時

確実に、かつ誤作動を減らすために、
寝ている時は頬で押すことにしました。
頬にあたると痛かった段差を避けるために、ナースコールの向きを逆転。
簡単につけ外しをできるようにソケットを作成。
コードは布団下の圧にも耐えられるよう、カバーをつけました。

BLUEPRINTS


3Dデータ

板固定バージョン


板固定バージョン

右手グリップバージョン


右手グリップバージョン