ニードノウアについて
ALSという疾患で、指先に力が入りにくくなってきた。
→使えていた右手の力が、弱くなってきている。
課題・要求
指先に力が入りにくくなってからは、牛乳などのパックを開けることがむずかしくなり、家族がいないと開けられません。 両手での作業もむずかしいです。
片手でも牛乳パックの注ぎ口を開くことができる道具があれば、
1人でも飲みたいときに、飲みたいものが飲める。 外出先でも飲めるものが増えて、選べる。 →実は自宅では今、立ってキッチンカウンターにもたれかかった状態で紙パックの飲み物(1リットル)を開ける。お腹と左前腕で固定できる。 力が弱くなったこともあり、くぼみがあるなど、引っかかりやすいと良い。
解決策・アイデアスケッチ
アイディアスケッチ
押さえる土台を作る。 三角のへこみに入れて引っ掛けるものを作ることを考えました。
・牛乳パックの固定が必要
・パックの三角錐部分にきっちりはいる道具で押し開く
・テコの原理を利用する→指をつっこめるようにすれば解決しそう
・紙粘土で形を作成
・3Dスキャナーでデータを取り込み
・両手用として既に作成されている道具を3Dプリントで出して、参考にしてみる。
https://www.thingiverse.com/thing:3303124
プロトタイピング
紙パックの口をうまく引き上げるためには、紙パックの三角錐の頂点にぴったり合う鋭角な形がポイント
解消された世界
紙パックをうまく開くことができました。
成功の瞬間!
Next Action
もっと指を奥まで入れらると、力が入りやすかった。
おつかれさまでした