先ずは現在の「自助具」の在り方について調べることとした。
インターネットで「自助具」と調べると「弱い力でも握れるスプーン」や「ペットボトルを開けられる器具」など生活の「問題を解決する」ための製品が沢山出てきた。
しかし、どの器具も「最低限、生活を送りやすくなる」ための器具ばかりで、どこか悲しい気持ちになった。
「障害がある=普通に生活できることに感謝してそれ以上は望んではいけない」というような雰囲気を感じてしまったからである。
障害があっても食べたいものもがあるし、履きたいスニーカーだってある。
現在のユーザーが求めているのはそういった「個人個人の願い」を叶える自助具なのではないのだろうか