ニードノウアとニードについて

ライブやフェスで出演してみんなと一体感を感じながらノリたい!

ニードノウアーについて(苦手なこと・得意なこと・趣味や暮らしなど)

〇苦手なこと
・右腕を肩よりも高く上げ続けること
〇得意なこと
・肩より下に腕がある状態ならば動かし続けることができる
・肘の曲げ伸ばしは得意
・左手の力は十分(42kg)
〇趣味
・ライブやフェスに行くこと!
〇暮らし
・作業療法士として働いている
・郡山で一人暮らし

ニードについて(どこでいつ誰とどんな頻度で?ニードノウアにとっての価値は?)

・場所:ライブ会場やフェス会場
・いつ:曲の盛り上がるとき
・誰:会場にいるみんな
・頻度:1~3か月に1回(多いときは2週間に1回)
・趣味をさらに楽しみたい!
・あまり疲れを感じずに皆と同じようにノれたら最高!

作成前の活動満足度

・10段階中6~7程度、、
 盛り上がる時は盛り上がりたい!!それを持続したい!!が叶っていないから減点

解決策と道具の要件


解決策について

今回のneed:ライブで手を大きく上げて音楽を楽しみたい♪
問題点:
  1. 右手が上がりづらい
  2. 左手で支持しても疲れてしまう→ 一体感感じきれない
  3. 両手でサカナクションポーズが取れない
 →右手を上げるのを助けてくれる道具があれば疲れず、
  両手を上げられる!
 →みんなと一緒にライブでノれると一体感を味わえる

要件について

ライブは人が多い!移動も多い!なるべく目立ちたくない!軽装備で参加したい!
・持ち運びができる
・目立たないデザイン
・大きさは20㎝×25㎝以内
・手荷物検査で引っかからない
1人で参加することが多い!ライブでノるには手を高く上げたい!
・1人で着脱できる
・肩関節屈曲90°以上

参考事例とアイデア


参考事例

ロフストランドクラッチの短いバージョンをイメージ

チームメンバーのアイデア

腕を上げ続けると疲れてしまう
→腕を90度より上で固定できるようにする
・腕を直接固定するもの
・左腕で右腕を支えるさすまたのようなもの
・体にベルトを巻き付けるタイプのもの

制作の方向性について


なぜそのアイデアを試すのか

〇検討事項
・ベルトが必要か(腕をずれないようにする)
・棒の取り外しが必要か
・棒の長さ、分割
・手持ちかストラップで首にかけるか

プロトタイピング


第1回目試作

アームサポーター試作品

第1回目試作の結果

・腕の支えと棒の穴が合わなかった→棒の直径に合わせて腕の支えの穴の大きさを広げる。
・腕の支えの角が腕に当たって痛い→角は丸くする(フェルト)
・腕の支えの幅と、U字のカーブを内側に広げる

結果


今回の最終制作物

〇アームサポーター
・右腕を置き、肩関節屈曲90度以上をキープ
・ストラップをつけることで首にかけられるため、両腕があく
・腕が痛くならないよう角を丸めたり、フェルトを使用したりした
・本体の棒との合体部分を角度をつけてカスタマイズした
〇ベルトプレート
・ズボンやベルトにフックをひっかけて、棒を差し込む受け皿
・角度をつけてカスタマイズされている

作成後の活動満足度

10段階中…10じゃ足りない!!!

今後の展望

・支えとなる棒も3Dプリンターで作成することで、より個別にカスタマイズされた自助具となる
・ストラップをつける穴の位置を反対側にすることで、首からかけたまま使用することができる