作成

3Dプリンターを使い、PLAフィラメントでペットボトルのキャップ_提出用.stlを印刷した。

コンテスト記載事項


コンテスト記載事項.1 Title, タイトル

"PET-Battle-Cap-Lock-and-Distinguish" がタイトルです。

コンテスト記載事項.2 For whom, 対象者

小さいお子様がいる方や、その他の理由でペットボトル飲料のロックと区別をしたい方。

コンテスト記載事項.3 Why, なぜ作ろうと思ったのか

一昨年のコンテストにも出展したものなのですが、最初はペットボトルの中に飲まれてはいけないもの、例えば最近小売店などで見かけることの増えてきたペットボトル入りのワインや高価な飲み物などを入れているときに、子供が勝手に飲んでしまわないようにロックするための物として設計を始めました。事務的なミスによりその回でのコンテストを失格となり、せっかくリベンジするならと、今年度ではただロックするための機能だけではなく、どれが誰のなのかを見分けるための機能も追加しました。

コンテスト記載事項.4 Outcome, 対象者の何がどのように変化する道具なのか

ペットボトルのキャップをロックすることで、誤飲による事故やトラブルを回避することができます。また、色や文字、点字などではなく、形によって区別をつけるため、小さなお子様でも簡単に見分けがつくようになっています。

コンテスト記載事項.5 How, どのように製作したか

2023年夏:作品の制作を開始しました。当初はペットボトルのキャップをロックする機能のみで考えており、作品の上部の構造体は無く、平らになっていました。


2024年冬:コンテストへのリベンジに向け、作品の改善を開始しました。総合的な探求の時間で障害者教育について学んでいる部活の仲間からアドバイスを受け、誰もが簡単に見分けることができるデザインとして、「形」を使うことにしました。使用した形は、ハート、ダイヤ、アンド、スター、四角の5つです。


2024年春:冬版を印刷して部員と確認した所、四角の上部にある角がかなり尖っており、怪我をする虞があるということで、角を円筒で保護し、今の形が完成しました。

How, どのように制作したか 続き

制作ファイル:ペットボトルのキャップ_提出用.stl

印刷

使用した機器:ELEGOO Neptune 3 Pro
設定:ELEGOO QURAというスライスソフトを用いました。基本設定から変更したのは、インフィルの密度を15%にすることと、サポートを密度10%で追加すること、印刷速度を基本設定から3倍ほど遅くすることの3点です。プリンター側での設定では、エクストルーダーの温度は215℃で、ステージの温度が45℃でした。印刷には24時間と6時間40分程かかり、これまで部活で印刷してきた中で一番の大仕事でありました。

ギャラリー


使用イメージ

画像のようにロックをかければ、勝手に開けられたり誤飲を招いたりすることを防げます。

File

ペットボトルのキャップ_提出用.stl
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