デザイン設計
紙面にパーツ(展開図)の線を書く
今回は三種類の形のガラスを使って、6角形のランプを作ります。
台形のサイズは任意。上辺と底辺の差が大きいと、より口の開いたランプになります。
※真ん中の線は中心を取るために書いたものなので無視して大丈夫です。
ガラスカット
ガラスカッターの準備
ガラスカッター
の中に
カッティングオイル
を入れます.
刃が転がすとオイルが染みでてきて,スッとガラスを着ることができます.
マジックでガラス表面に線を書く
ガラスをカット
ガラスカッター用の定規
を使って,スッとラインを沿うようにガラスをカットする.
左右の余白をある程度つくることで,ガラスを割ることができる.
ランニングプライヤー
を使うことで,左右を分裂できる.
表面を削る
ルーター
を使用して,ガラスの切り口を滑らかにします.
その効果として,銅テープを巻いた時に銅テープが切れにくくなったり,切り口の面を垂直にすることで,パーツのサイズを微調整できたりします.
銅テープを巻く
銅テープ
銅テープ
ガラスの厚さや作品全体の頑丈さも考慮して銅テープを選ぶ.
当然,銅テープの幅が大きいとより頑丈にガラスにつけることができる.
また,はんだの際にはんだでつなげる面積が広くなるためより頑丈になる.
銅テープを巻く
ガラスの周りに銅テープを巻きます.
銅テープは,ガラスを一周するように巻いていきます.
巻いたあとは,指で周りを折り曲げます.
最後に,ペンでこすりながらなぞって上げることで剥がれないようにきっちり貼り付けます.
はんだづけ
全体の構造をテープで固定
今回のランプのようなシンプルな形状の場合,マスキングテープで周りの形を固定するだけで十分.
ガラスを展開図のように配置し,内側で繋がる部分にマスキングテープをくっつける.
はんだで点付け
全体の形を修正したいときに微調整するために,はんだを点のようにしてステンドグラスの銅テープにくっつけていく.もし満足行かない場合は,そのはんだを取り除けばその部分の形の微調整が可能になる.
はんだごて
はステンドグラス用の電圧の高いものを使用する.
はんだで全体をつける
筆に
フラックス
をつけて,はんだ上につける.
一箇所のはんだを熱しすぎると裏側にこぼれてしまうので,
はんだごてでちょんちょんしながら,少しずつ全体を少しずつ溶かしていく.
最後に,スッとなぞってはんだを盛りながら全体を均一の高さにする.
はんだ付け終わり
はんだを黒くする
洗剤などでフラックス等を洗い流す
パティーナをつけた布でこする
パティーナ
を要らない布に付けて,ハンダ部分をこすっていく
完成