3Dプリンタを用いる「看護✕FAB」プロジェクトの一環で、福島県いわき市常磐病院の看護師の方々と、実際の現場でのプロダクトニーズを聞く機会がありました。
その中で、検体スピッツの運搬に関するヒアリングを行いました。
現状として、小規模病院から大病院への検査依頼などを行う際、検体を送るための専用の容器はなく、看護師による工夫(輪ゴム、保冷剤、ジップロック容器の活用)が行われているそうです。
市販のものは大型で、高価であるという現状に対して、安全かつ、保冷機能のある小型運搬容器があるとよいのではないかと考え、作成に取り掛かかりました。