課題・欲求
【どのようなニーズがあったのか?】
→前回の1day mini make a thon で作ったヘッドバンド式キーボードポインター「ユニコーン」を進化させたい。
問題点
・使っているとヘッドバンドが
上に
ずれてくる。
・棒が少し短い。長く、かつブレないようにしたい。
解決策
【試作したプロダクトの説明】
元々、口に割り箸をくわえてキーボードを押していた経緯があった。
また、口の付近から棒が伸びていたほうが、棒のコントロールがしやすいのではないか、との仮説を立てた。
【工夫したところ】
タッチスクリーンにも対応できるよう、棒の先端にチーカマをセットできるようにした。
※チーカマはタッチスクリーンに反応できる。
3Dプリンターで出力!
「チンカマ」を3Dプリンターで出力……
解消された世界
【そのプロダクトが実装されることで何が叶うのか】
現在、多い日で1日に15時間もの間、パソコンを操作している。
自助具によりキーボード入力が楽に行えれば、
・姿勢活動が楽になり、身体への負担が軽減する。
・パソコン操作の効率が上がる。
しかし、残念ながら「チンカマ」は……
・棒が短すぎて先っぽが視界に入らなかった。
・あごに接する部分が不安定であり、実用困難。
Next Action
【試作を発展させるために次にやりたいこと】
「ユニコーン」を改良した。
・鶴丸さんが買ってきたストラップを利用し、あご部分を固定できるようにした。
・棒のパーツでTPUで出来ている部分を割り箸で補強した。
【改良の結果】
・ヘッドバンドが上にずれなくなった。
・棒がたわまないので、力が伝わりやすくなった。
→力のロスが減り、操作性が向上した!
チンカマを改良する
チンカマを改良した。
・棒の形状をまっすぐにした。
・棒を10cmに伸ばした。
改良した「チンカマ」は、以下を想定している。
・棒が長くなることで、棒の先が目視できる。
・頸部の屈曲と、頭部の前方突出でキーを押す。
・ストラップを耳にかけることで、頭部と固定する。
・スマートフォンの操作も行える。