判定用指輪

この指相撲で使用する2つの指輪の製作を行う

設計

指輪の中に導線を通し、Arduino UNOへつなぐので1つの指輪を半分のパーツx2で作る
半分のパーツは半円型で、
  • 上部にスイッチをはめるくぼみ
  • スイッチの端子、導線を通し、下側から導線を出すための空洞
  • 指に固定するための輪ゴムを引っ掛けるツメ
を用意する
※写真は下部にJ型と、し型のフックのようなツメだが、側面の下のほうに切れ込みを入れたようなツメが良い

出力

設計したデータを3Dプリンターで4つ作り、指輪2つ分を用意する

中央判定装置

勝敗や時間を表示する台の製作を行う

設計

半円形のMDFに
  • 7セグメントLEDx4
  • 勝敗表示用LEDの端子2本x2(計4つ)
  • サーボ
  • リセットスイッチの端子4つ
の寸法を測り、穴を配置する
※写真は設計ミスしており、実際は緑線は残り、赤点に穴がある

出力

MDF(4mm)をレーザーカッターで加工する

組立・配線

LEDとスイッチの配線

  1. 7セグメントLEDx4
4つの7セグメントLEDはダイナミック制御で光らせるので、コモンと小数点を除く7つの端子をそれぞれまとめて端子4つx7本の束を作る
抵抗(x7)を1本ずつ直列につないだ7本+それぞれのコモン端子4つの計11本をArduinoのピンにつなぐ
  2. 勝敗表示LEDx2
それぞれアノード側にArduinoのピンと抵抗(x2)、カソード側にGNDを全て直列につなぐ
  3. タクトスイッチx3(指輪用スイッチx2とリセット用スイッチ)
指輪用ははんだごてではんだ付けした導線を伸ばし、それぞれArduinoのピンとGNDを直列につなぐ

はめ込み、お絵かき、接着。

それぞれ部品をレーザーカットしたMDF(4mm)にはめ込む
また、サーボモーターの腕に軍配、後ろ側に行司の絵をつけることで相撲の雰囲気を出す(紙とペンが必要)
指輪はスイッチと導線を通してもう半分のパーツを合わせ接着剤で固定し、輪ゴムをツメに引っ掛ける

プログラミング

  1. 03.00→02.99という感じで開始前の待機時間をカウントダウンで表示
  2. 待機時間が00.00になったら、勝敗の決着時間(今回は5秒)から、指輪のスイッチを押した時間を引いてカウントダウンで表示(例 押してなければ05.00, 2.26秒押していれば02.74と表示される)
  3. 表示時間が00.00になり、勝敗がついたらサーボ(軍配)を勝ったほうに傾け、勝った方のLEDを光らせ、00.00表示のままにする
  4. リセットボタンが押されたら、サーボの角度をリセット、LEDを消し、1に戻る
という内容のプログラムをArduino UNOに書き込む
※細かいルールや待機時間、勝敗決着時間はお好みで

完成

指輪を親指にはめ、電源を繋ぎ、相撲を取りましょう!