パラメトリックデザインにする椅子を決定
今まで、曲線的な形のものをモデリングしたことがなかったため、曲線だらけの椅子に挑戦。
チューリップチェア
(英語:
Tulip chair
)は、
フィンランド
の建築家、
エーロ・サーリネン
によりデザインされた
椅子
の名称。椅子の形状が
チューリップ
の花に似ていることからこの名称がつけられた。(Wikipedia)
Rhino上で椅子のスケッチを作る。
椅子の写真を平面に貼り付けて、なぞる形でスケッチをする。
足、肘掛け、背もたれで上中下に分割。
それぞれ、曲線をZ軸で回転させることにより、サーフェスを作成。
肘掛け部(中部)の肘掛け以外の部分を切り取る。
背もたれ(上部)の背もたれ以外の部分を切り取る。
足(下部)をGrasshopper上で再現する。
くびれのある円柱を再現するために、
大きさと高さの違う複数の円を作って
から、
それをロフト
する。
CircleCNRにCenterを指定して、Radiusに数値を入れる。
複数の円を作りたいので、Number Slider を6つ用意して、Mergeで統合してから、Radiusにインプット。
複数の円の高さを変えるため、6つ円の高さを指定するNumber SliderをMergeで統合してから、UnitZにインプット。
高さを変えるために、Moveを用意して、Motion部分に3.で作ったUnitZをインプット。
それらをLoftを用いてSurfaceにする。
肘掛けと背もたれを同じ要領で作り、カットする【←挫折...】
ここで立体のカットをパラメトリックにする方法が分からずに、挫折してしまいました。。。
足を作った時と同じ要領で肘掛けと背もたれ部分の円を作る
スイープしてサーフェイスにする
椅子の形に合うように、GeometryにRhinoで作った曲線を押し出したサーフェスを用いてカットを行う(この方法だと、足の高さなどを変更した時に、カットの位置が代わり、形状がおかしくなる。)
ListItemでカットされた本体部分のみを取り出す。
Numbe Sliderを使って、形状を変化させる。
Grasshopper上でモデリングした時にNumberSliderで位置や大きさを調整したところは、パラメーターを動かすだけで形を変えることができる。
本来は、2枚目の写真のように8段階のパラメータを用意したかった。。。
レンダリングを行う。
様々な形に変化した椅子を並べて、レンダリングを行う。
元々のチューリップチェアの質感に寄せるために、Plasttic low Grossを適用させた。