FABulous!な楽器とは?
皆さんはピアノやギターなどを馴れ馴れしく演奏している人をみて「かっこいいなー」とか「僕の演奏できるようになりたい」と思うことが一度はあると思います。しかし実際始めてみるとすぐに挫折してしまう人(自分もw)も多くはありません。そこで僕が考えるFABulous!な楽器は誰でも気軽に楽しく演奏できる楽器です。この楽器があればきっと音楽の演奏のテストも気にすることなく毎日がhappyになるはずです。
アイデアのきっかけ
未来の楽器のデザインを模索していたところ、たまたまブラウザで開いていた車のサスペンションの画像が目にとまり、これはいいアイディアだと思い採用しました。また、名前もサスペンション+シンセサイザーでサスペンザー(笑)になりました。(車のイメージ図(画力はきにしないで 笑))
下書き
下書きしていきます。音程、音量、ピッチなどの操作を感覚的にできるようにしました。当初は中央にディスプレイをつける予定でしたがプログラミング段階でうまく動かなかったので止むを得ず断念しました。
テスト
可動部分の寸法や動きが気になるのでLegoをつかってテストしてみます。大きさもこのまま実寸でつくっていきます。
使用するもの
Arduino Leonardo(UnoでもOK)
ジョイスティック 2つ
可変抵抗(B,10kΩ) 2つ
導線
M3ネジ 6本
スピーカー
根気
モデリング
Fusion360を使ってモデリングしていきます。今まで見てきたことのないような楽器にするために未来らしいスタイリッシュなデザインをめざしました。
プリント
XYZprintingのダヴィンチ mini wでプリントしていきます。フィラメントは透明なものを使っています。
モデリングの難しさ
やはりモデリングの難しいところはフィラメントの膨張を計算しなければいけないところですかね。ジョイスティックの接続部分などは非常に細かいので何度もプリントしなおしました。モデリング→プリントを何度も繰り返しながら改良をくわえていきます。
組み立て
M3のネジで固定していきます。可動部分がスムーズに動くように穴は1mm大きくしました。ジョイスティックはグルーガンで固定しました。
配線
導線が多いので順番に気をつけてながら配線していきます。導線が多すぎてジャングルみたいになっちゃいました笑。ゴワゴワしてるのも好きですが笑笑。
プログラミング
今回はArduinoのMozziライブラリを使わせていただきました。このライブラリは可変抵抗とスピーカーを直づけするだけで簡単にシンセサイザーを作ることができるライブラリです。
Mozzi -audio synthesis library for Arduino-
作ってみての感想
今年は去年よりも効率よく制作できたと思います。しかし、やはり時間が足りずディスプレイをつけられなかったのは残念です。また、フィラメントの膨張率をある程度調べることで無駄な印刷を減らし作業を効率化できるはずです。