ありそうでなかった物を作りたい
何を作るかを考える時にまずデザイナーのアイデア作品を調べました。そこにはありそうでなかった作品が数多くありました。少しの工夫で暮らしや資源の無駄が無くなるではないかと考えました。その時ちょうど目の前にあった多機能ボールペンからいくつかの機能を1つにまとめようと考えました。
家で洗い物が多いことが問題でした。箸やフォーク、ナイフ、スプーンにはひとつの機能しかありません。これを多機能ボールペンのようにひとつにまとめることが出来れば洗い物も減り便利になる!と思って1つにするための設計図を作り始めました
始め多機能ボールペンのように先端にいくつかの機能をつけようと考えましたが、スプーンやナイフのような幅のあるものは難しく失敗しました。
鉛筆の上に消しゴムがついている鉛筆からナイフやフォークのような幅のあるものは上につけようと思いました。フォークは箸を繋げることでフォークにしようと計画しました。
ネジ状にすることで多機能ボールペンのような利点!
3Dプリンターでは箸(15〜18cm)は大きすぎて直接は作れませんでした。
各パーツを別々で作りパーツをネジ状のパーツで繋いで作ることにしました。
この改善から多機能ボールペンのような利点が生まれました!ネジ状にすることで使わなかったパーツは洗う必要が無くなります!更に、もっと沢山の新しいパーツを作れば自分が1番使うベストな組み合わせにすることができます!
スプーンの窪み
スプーンのパーツは、アドバイスを頂いて円柱から半円を組み合わし、切り取ってスプーンの形を作りました。
使う時にナイフとスプーンが当たってしまうと使いずらくなってしまうので面積は小さく窪みを深くしました。
Modeling coat
フィラメントを無加工で使う時隙間の汚れが洗えなかったりカビの原因になるのでモデリングコートで加工しました。
専用筆でコート剤を積層線に差し込むように多めに塗布する
塗装後、スプレープライマーをスプレーし、コート剤を硬化させる。数秒で硬化するので、積層線にある溝を完全に埋めるため、塗装作業を2〜3回繰り返す
コート剤が硬化後研磨ペーパーで低い場所から高い場所の順番で研磨線を削り落とす
完成
各パーツを作り終え、そのパーツを組み合わせて完成しました。