カメについて調べる
私が飼いたいと思っているリクガメはもともと日本にいる動物ではなく、本来人に飼われるために生まれてきたものではないので、飼うためにはしっかり調べて環境を整える必要があるそうです。 なのでまずはカメに対しての基礎知識を調べました。
カメとはどんな動物か
まずは、カメという動物はどんな動物かを調べようと思います。
何冊か本を購入し、図書館からも何冊か本を借りてきました。
カメは恐竜時代から大きく姿を変えずに存在しているんですね。
分類方法は、大きく2パターンあります。
1つは生活する環境によって大きく4つにわける方法と首の引っ込め方で分類する方法です。
カメのからだはこうなっている
オス・メスの見分け方、甲羅・首・足・目・口などの基本的な特徴についてまとめました。
日本に生息するカメについて
現在日本に生息するカメについて調べました。
日本だけに生息する二ホンイシガメは、ミシシッピアカミミガメの生息地への侵入を受け、めだって数が激減しているそうです。
実際に近所の川やお濠などにカメを見に行ってみました。 父親によると、一時期は小倉城のお濠に山ほど捨てられたミドリガメことミシシッピアカミミガメがいたそうですが、行った日には一匹も見れませんでした。要注意外来生物として駆除されたのでしょうか。 その横にある北九州市水環境館には、ミシシッピアカミミガメが紫川に住む生物として展示されて、元気に泳いでいました。 福岡市動物園には、クサガメもいました。
飼育環境を整える
ここからは、カメをペットとして飼う際に飼育環境を整えるために必要なことやものを調べました。図書館の本とネットで検索する作業に引き続き、実際に自宅から車等で行ける5件の爬虫類専門店とペットショップ、動物園などに足を運び、いろいろと説明を聞きました。
母親に設備にいくらかかるのか、維持費にいくらかかるのか提示するようにといわれたので、金額も調べました。
飼育に必要なもの
屋内で飼育するために必要なもの
ゲージの大きさや設置場所
エサ入れ・水入れ・床材・温湿度計・シェルターなど特徴や値段などを調べました。
ネットの通販サイトと専門店では同じものでも値段がずいぶん違うことがわかりました。
ネット通販は店舗がない分、維持費等がかからないためだそうです。
でも専門店で購入すると設置の仕方やアドバイスなども受けられ安心できるため、初心者は専門店で買ったほうがいいと思いました。
生活に必要な保温器具
カメを含む爬虫類は、外温動物なので保温器具は、必需品です。
保温器具やリクガメの甲羅の形成に必要な紫外線ライトなど、必要なものを調べてみました。1か月の電気代も計算してみました。
画像のURL:tortoise-style.com/qa/index.html
飼いたいリクガメ
リクガメと一口に言っても、種類によって生態も大きさもずいぶん異なりますし、もともとの生息地域によっても飼育環境も異なります。
日本で比較的飼育しやすく、手に入りやすいのはヘルマンリクガメ、ギリシャリクガメ、ケズメリクガメなどのチチュウカイリクガメ属です。専門店でも初心者におすすめとして人気があります。ケズメリクガメは80センチ以上になるので我が家では飼育は無理です。実際に見たら幼体は可愛かったのですが、成体はかなり大きくてびっくりしました。
ヘルマンリクガメ・ロシアリクガメ・インドホシガメ
比較的手に入りやすいヘルマンリクガメとロシアリクガメ
一番好きなインドホシガメについてまとめました。
インドホシガメは飼育が少し難しいうえに、値段がとても高いので無理です。
まだ飼ってないけどシェルター作ってみた。
カメの飼い主のサイトをみると、ゲージやシェルターなどを自作している人が多くみられます。まだ飼ってもいないですが、お迎えの準備としてシェルターを自作しました。
はじめ3Dプリンタで作ろうとおもったのですが、3Dプリンタでは、あまり大きなものはだせないとのこと、また3Dプリンタでつくったシェルターの重さが軽いとカメがシェルターと一緒にひっくり返って死んでしまう可能性があるので止めました。
レーザーカッターで作ってみた。
前にもレーザーカッターを使ってぬいぐるみ用の小屋を自分で作ったことがあるので、それを応用してシェルターをつくりました。
その時に使用したのはmaker caseという海外のサイトで、作りたい箱の大きさを入力することで、簡単にデータがつくれます。今回もこれを利用しました。
板は、カメが安心できるように黒く塗った板を使いました。そこにフリー素材のカメのシルエットを彫刻したり、入り口をカメの形に切ったりしました。
データーを見ると、我ながらとても良いシェルターが出来たと思いました。
失敗
しかし、組みたててみたところ、板同士があいませんでした。 時間が無くて焦っていたので、展開図を間違えてしまって同じものを2枚コピーしてしまったようです。 彫刻に時間をかけたぶん、くやしかったです。
もう一度
後日、ファブラボ太宰府に行って、リベンジしました。
カメが引っかけて怪我しないように入り口もなるべくシンプルにしました。
内側だけが黒に塗った板にしました。
レーザーデータ
シェルター 失敗
成功版のデータは見つかりませんでした。
まだ飼えないから3Dプリンタでカメを作ってみた。
Tinkercadに挑戦してみた
はじめは、Tinkercadに挑戦してみました。Tinkercadは、前に基本操作を教えてもらっていたので一人でパソコンでデータを作ろうとしたのですが、うまくいきませんでした。
兄のタブレットにもなるパソコンを借りて、タブレットモードならできるかもと思い、借りてタブレットで行ったところ、かえって難しくてできませんでした。
さらに母がタブレットモードにした時に曲げるところを無理に曲げて壊してしまったようで、謎のねじが液晶の隙間からでてきました。使えるので許してもらえたんですが、兄に申し訳なかったです。
データをつくる
Tinkercadでは、うまくいかなかったので、しばらく放置していたところ、sculptrisというソフトを教えてもらいました。こちらのほうが感覚的にできるのでカメを作るにはむいているようです。ペンタブを繋いでやってみました。
1回とてもうまく出来たのですが、母親がいじってデータをおかしくしたので嫌になってまたしばらく放置しました。締め切りが近づいてきたのでもう一度作り直しました。
データ完成
あまりそれっぽくできなかったのですが、ヘルマンリクガメを作ったつもりです。
だいたいのカメの爪は前脚5本後脚4本(ヘルマンリクガメも)なのでそこを再現しています。後は見えづらいけど甲羅にヘルマンリクガメっぽいもようをかいているところとリクガメらしさを出すため甲羅を丸っこくしたところです。丸っこくする前はすごくスッポンぽかったです。 すごく時間もかかりましたし、慣れないので疲れました。
メッシュを減らす
sculptrisで作ったデータは、そのままだとメッシュ(ファブマスターによると△のやつ)が多いとダメなので、減らさないといけないそうです。
母に頼んだけど、うまくできないようでファブマスターが減らしてくれました。
ありがとうございました。
やっと完成です。反省点も多々ありますが、初めてにしては、上手くできたと思います。 可愛いし癒やされます。作って良かったです。あと2個くらいあってもいいかも。 (水槽は前金魚を飼っていた水槽)
カメの3Dデータ
kame3D
感想
いろいろなことに3日坊主な私がここまで長く書き続けられていたことに正直自分でもびっくりしています。欲って大切ですね。これが上手く書けたらリクガメが飼えるかも!って思う思いがあったからここまで頑張ってタブレットのwordのアプリにひたすら遅いながらも打ち続ける事ができました。それに好きな物(動物)について調べる事はとても楽しかったです。
まだまだ飼育のために調べたことはあるのですが。まとめる時間も能力も足りませんでした。 ただ、母にはいろいろとアピール出来たと思います。
できるようになったこと
・wordアプリが使えるようになった
・タイピングが前よりはやくなった
・情報の検索能力があがった
・画像編集が少しできるようになった
・3Dモデリングソフトが使えるようになった
・店員さんや知り合いにリクガメについて聞けるようになってコミュ力が上がった
・カメをみる為にいろんなところにいって行動力が上がった
使わせていただいた資料
自分で買ったのもありますが、ほとんど図書館で借りました うまくまとめられませんでしたが、楽しく読みました。
全文(word ファイル)
カメが飼いたいので調べてみた 全文