靴下
雑誌POPEYEの読者層に響くワークショップでポパイを引っ張り出してきて読んでいたらほぼ毎号に靴下が載っている
しかも同じようなやつばかり
ただ単に枠が空いているからなのか
それともシティボーイたるもの見えないところまで気を使えということなのか
靴下を染めることにしました
必要なもの
染色剤(ダイロン・コールダイ両方使用)
靴下(主成分綿のもの)
割り箸
ゴム手袋
ミョウバン
お塩
染色に使う鍋
媒染に使うタライ
温める機械
下準備:精錬作業
タライに中性洗剤1・2滴たらして水はったところに靴下をつけておく
20分
面倒な時は5分
終わったら洗っておく
染める
染料を少量のお湯で溶かし、塩とお湯(限りなく熱湯を使用)を加える
薄めに染めたかったため染料はほんのちょっと
お湯は1リットル
塩は小さじ1
靴下をいれきちんと色が入るよう揉む
最初は熱いので割り箸でこまめに動かす
どれくらい濃く染めるかにもよるが大体30分くらい
媒染
タライにミョウバンを小さじ1加えお湯で溶かしておく
色落ちを防ぐ役割
染色した靴下を15分ほど浸す
媒染と染色の順番を逆にすると濃く染まることが判明し、
最初薄く染めてもっと濃く染めたい場合(グラデーションとか)媒染してからまた染色液に浸すようにした
洗い&干す
いい色になってきたら何度も洗ってあとは陰干し
完成
グラデーションがしたい
グラデーションにしたい色を決める(2色)
初めに薄い色の方で染める
爪先は黄色と決めたらその部分だけ媒染液に浸す
別の染色液を用意(ここでは緑)
足首の方だけ緑の染色液につける
そこだけまた媒染液に浸ける
※がっつり入れるよりも先の方から入れて行って色が勝手に繊維を伝っていくのを待つ方がきれいなグラデーションになる
※配色を考えないと真ん中で混ざる色が気持ち悪い感じになる
ラインを作りたい
スポーティーな感じのラインを入れたかったので
最初は輪ゴムで縛ったが上手くいかず・・・・
MDFとアクリル板で実験した
MDFとアクリルを切り出す
レーザーカッターでMDFとアクリルを同じ大きさで切り出した
縦10mm
横100mm
真ん中に糸を通すための切り込みもいれる
このような感じ
切り出したはいいものの横の切り込みが狭すぎて糸が入らない・・・
もっと深めの切り込みにするべきだった
MDF版
靴下の両側からがっちり留める
細めの糸と輪ゴムを駆使しなんとか隙間のないようにする
アクリル板
同じようにがっちり挟む
MDFより厚みがなかったためやりやすかった。
がやはり切り込みをもっと太くするべきだった
結果
おわかりいただけるだろうか
左がアクリル板、右がMDFの方
MDFの方が真ん中の方しっかり圧がかからなかったのか若干染まっている
そしてラインは一本つくるだけでも大変だったのでボーダーの靴下を作るのは相当な労力がかかりそう
どちらがいいか
MDFの方が染めている時水分を吸って膨張してくれたためこっちの方がラインきれいに出るんじゃないかと思ったがアクリル板の方がよかった。
MDFは水分吸うため1回きりしか使えないがアクリル板は再利用可能
よってアクリル板の方がよい
※ただ幅を作りたいラインよりも2,3ミリ太くしておく、横の切り込みはしっかりいれることが必要
※フラットのスタッフの方からアクリル版の上からMDFなどで覆うことでもっと圧がかけられるのではないかとアドバイスをもらった
ダイダイ染め
時間と材料にお金がかかりそうだったので今回はやめたが
ダイダイ染めもできそう
難易度高め
参考URL:
http://www.idokaba.net/article/2015/05/14/261
刺繍染め
これもやらなかったが予め靴下に刺繍糸でワンポイントを縫っておいて染色のあとに糸を抜けばその部分だけ染まらないようにすることも出来そう