ofxFavのインストール方法


ofxFavとは.favというボクセルフォーマットを読み書きできるライブラリであるFavLibraryをopenFrameworks用のライブラリにしたものです。

ofxFavをopenFrameworksで使用するためにやることをまとめています。
openFrameworksがある程度使えることを前提で説明していきます。

主に必要な事として
・homebrewを使ってxercesというxmlパーサのインストール
・ofxFavを使用するプロジェクトで必要な設定
の2つがあります

oFにofxFavのインストール

openframeworksのフォルダ内にあるaddonsフォルダにダウンロードしたofxFavのフォルダを入れます

homebrewを使ってxercesのインストール


xercesとはofxFavのプログラムを動かす上で必要なxmlパーサのライブラリです。
homebrewを使ってインストールしていきます

homebrewのインストール方法


Homebrewのホームページ先にあるインストール方法に従ってインストールしてください。

ターミナル上にスクリプトを貼り付けてエンターを押すだけなので簡単です。

homebrewをインストールするにはXcodeとXcodeCommandLintToolの2つがインストールされていることが前提条件となります。 openFrameworkswを使っているのであればインストールされているはずです。

homebrewを使ってxercesのインストール

ターミナル上にて下記のコマンドを実行するとxercesのインストールがされます

$ brew install xerces-c

必要なAddon

projectGeneratorでプロジェクトを作成する時にofxFavを追加するのに加えて、
"ofxGui"と"ofxAssimModelLoader"を追加してください

この2つはopenFrameworksにデフォルトで入っているAddonです。

プロジェクト設定で必要な変更

xercesのライブラリを使うためにプロジェクトの設定を行う必要があります。

Xcode上での設定変更

Xcode上でprojectファイルをクリックしてプロジェクトの設定画面を開きます。

TARGETSのところのプロジェクト名をクリックします。

そしてBuildSettingをクリックして、ビルドの設定画面を開きます。

変更1

BuildSettings->Linking->Other Linker Flagsのところをダブルクリックして
"-lxerces-c"を追加してください

変更2

BuildSettings->Search Paths->Header Search Pathsのところに
"/usr/local/Cellar/xerces-c/3.2.0/include"を追加します。

BuildSettings->Search Paths->Library Search Pathsのところに
"/usr/local/Cellar/xerces-c/3.2.0/lib"を追加します。

ofxFavのExampleを動かしてみよう!

ofxFavのフォルダ内に
"example-simpleFavPreview", 
"example-favFromWebCamera", 
"example-curvedSuface2Fav", 
"example-DLA4FAv"
の4つのExampleがあるので実行してみましょう