アイデア出し

3Dならではのフォントを想像したとき、いくつかのパーツをおもちゃのブロックのように組み合わせて文字を表せないかと思いついた。形が単純なアルファベットやカタカナではつまらないので、曲線が多くある程度複雑なひらがなを、少ない種類のパーツでつくる方法を考えた。

モデリング

画像の5種類のパーツをモデリング。

3Dプリント①

とりあえずプリントしてみる。
しかしいくつか問題点があったため一度3Dデータを修正。

修正点

1.パーツ同士の凹凸がきちんとかみ合わなかったため穴の高さ・直径を少し大きく。
2.丸いパーツを裏向きでも使えるように形を変更し突起をつける。
 ※画像左:修正前/右:修正後

3Dプリント②


修正点①

穴を大きくした結果パーツどうしがきちんとはまるようになった。
 ※画像上:修正前/画像下:修正後

修正点②

修正した丸いパーツを出力しようとしたが、うまくいかなそうだったので急いで再び形を円柱形に変更し、出力した。

ひらがなをつくる

出力した画像のパーツを組み合わせてひらがなを表してみる。

「あ」

「あ」から順に作ってみる。

五十音表

「あ」から「ん」までを表すことができた。
それぞれ撮影し五十音表を作った。

濁点

2つの円が繋がった形のパーツで濁点も表せる。

半濁点

1つの円のパーツで半濁点も表せる。
また、このパーツは「う」や「な」の点、「む」や「ぬ」の丸い部分も表す。