01:Material

・木材各種(厚みが一緒のものだとつくりやすい)
・クランプ
・Tite bondⅢ(木工用ボンドでも可)
・空研ぎペーパー(#80,#240,#400)
・耐水ペーパー(#800,#10000)
・蜜蝋クリーム
・ウエス

02:木地づくり

3次元のデータを切削をするための木地をつくります。

02-A:分厚い木材を使用する場合

平面の部分にボンドを塗り、順番に圧着していきます。

隙間ができないようにクランプで圧力をかけながら接着します。
一度にいくつも接着するのではなく、1パーツづつ接着をします。

02-B:レーザーカッターで木地をつくる場合

厚みが均一な木材に、切り出したい曲線のデータを違う木材で出力します。
パーツを入れ替えて接着をし、さらに厚みを出すために重ねて接着をします。

03:データの作成

切削したい3次元のデータを準備します。

・自分でモデリングをして作成する
・スキャンしたデータを出力する
・Thingiverseからダウンロードする

今回は MODELA MDX-20でスキャンした蓮のデータを使用します。

04:CNCミリングマシンで切削

今回はRolad社のmonoFAB SRM-20というミリングマシンを使用して切削をします。

純正のソフトウェア、MODELA Player4とVpanel for SRM-20を立ち上げ、作成したSTLデータを開きます。

04-2:切削データの作成

読み込んだSTLデータから、ソフトウェアの手順に従い切削するためのツールパスを生成します。

面出し、荒削り、仕上げのデータができたら機材の準備をします。

04-3:木地の固定

土台に捨て板を貼り付け、その上に木地を貼り付けます。

※加工時に木地が弾き飛んでしまうと危険なので、強力な両面テープを使用してください
※今回は日東のN5000という両面テープを使用しています

04-5:原点の調整

VPlayer for SRM-20を立ち上げ、原点を合わせます。

04-7:土台から作品をはずす

切削が完了したら土台から作品をはずします。

※作品をはずす時、傷つけないように気をつけてください
※両面テープが剥がせない場合はシールはがし液を使用すると剥がれます

04-6:切削開始

データを送信し、切削が始まります。

05:蜜蝋ワックス / 仕上げ

もし必要があれば、表面の荒い部分だけやすりがけをして整えてください。
仕上げとして、蜜蝋ワックスを塗布します。

※細かい部分は綿棒や細いもので蜜蝋を塗ってください。

3D COMAYOSE 完成!