出力する
今回使ったデータは、"How to modeling shoes"のデータで、実寸で作ったので縮尺を1/3にして使った。
出力は、モデリングした時に分けた4パーツをそのまま分けて行う。
ヒールの出力
モデリングした時の形のままサポート材なく出力できる。
インソールの出力
これはそのままの向きで出力すると裏がサポート材だらけになってしまうので、y軸方向に90度回転させて、立てた形で出力する。出力はmakerbotで行っており、45°までの傾斜ならサポート材がつかないので綺麗に出力ができる。
しかしこの向きは稀に倒れてしまうことがあるので注意。
アップの出力
これはかかとにあたる部分が非常に出力しづらい形をしており、うまく行けばインソール同様立てて出力ができるが、安全に出力するにはこのようにボディを分割して出力するのが好ましい。
ボトムの出力
これはインソールと同様、縦にすることで綺麗に出力が可能である。
接着を行う
最後に4パーツを接着する。セメダインやボンドを使うと白く目立ってしまうため、フィラメントの色にもよるが、あまり推奨されない。
今回私はグルーガンで接着を行ったが、正直見た目の良いものではなかったので、アイロンやフライパンなどで熱し、溶着させるやり方が好ましいと思われる。
靴紐を通すための穴を開ける
靴紐を通す作業に入る前に、立てて出力すると溶けたフィラメントで小さな穴が潰れてしまっているはずなので、この穴をダイヤモンドヤスリを使ってこじ開けます。 2分で穴があく。
靴紐を通す
穴の大きさにあう紐を見つけ、靴に通す要領で穴に通して結ぶ。
この際紐が柔らかすぎると垂れてしまって見栄えがよくないので、ある程度の硬さがあるものを選ぶと良い。
完成