伸縮機構どーするか?
伸び縮みするものを自分の知っている限り思い出してみる。スライドする本棚、車のアンテナ(古いタイプ)、ノギス、鯉のぼりのポール、メジャー、世の中にはいろいろと伸び縮みする品物がありますね。
困ったときやアイディアが浮かばない時はよく100均に行くのですが、そこでビビッときたのが突っ張り棒。とりあえず2本買って分解(というかエンドキャップとつなぎ目のカバーを外すだけ)。
プリンターで先端、エンドキャップ
リーチャーの使い方として、引っかけて取る、押す、辺りが重要なのかなと想像、実際にOTの方が作られたものを参考に考えてみる。エンドキャップは手首に負担かからないようなイメージで少し小ぶりなサイズでなるべく自由な握り方が出来るようなデザインのつもりで製作。メモに形状変えたものも載せておきます。
肝=長さ変えた後の固定をどうするか?
突っ張り棒にはバネのような螺旋状の金属が入っていてそれに沿って回転させることで長さが変わります。例えとして合っているかどうかわかりませんが自分としてはボールねじのイメージです。突っ張る時はきつめに回せば良いだけですが途中で止める機構はついていません。色々考えて思いついたのが庭の水やりや洗車に使うシャワーホースのセンタの留め具。ローレット加工が回しやすいだろうと考え出力。
使えるギリギリの締め付け、なので
上記の締め付け力が不足してクルクル回ってしまう事象が。なので考え直して配管継ぎ手でよくある、中に締め付け用のコマを入れてそれを圧縮して締める作りを試す。本来は金属製で一度締めたら終わりなのですが今回はTPUで製作、弾力を生かして何度も開け締め出来るようにする。
一応の完成
市販の突っ張り棒と自作の先端、エンドキャップ、固定具の取り付けは接着剤になります。
自分自身で使ってみて、そこそこ使えるレベルでしょうか。必要とされている方に試していただきたいのですがまだそういうつながりがないので一旦ここまでです。
尚、パイプへの入れ込み寸法等は100均製品のため微妙に違いましたので出力される際は多少の寸法変更の必要あると思われます。