はじめに

ビデオ会議をしているときのこと。カメラONだと、じっと見ていないといけない気がしてつかれてしまう。目線を外すと会議に参加していないと思われないか心配。かといって、カメラOFFだと、そっけないと思われていないか心配になって落ち着かない。
カメラONとOFFのあいだをつくれないものだろうか。目線は合わない。でも気配は感じる。顔がしっかり映ってなくても、参加していることは伝わる。できればアナログな感じで、ほっとする物がいい。
そんなことを考えて、PC内蔵カメラカバーのようなものを作りました。

気配を感じるといえば、障子だろうか


のれん越しにちらりと見えるのもいいかもしれない


ひとりブレストメモ


プロトタイピング

ひとまず手近な材料で作りながら考えることにしました。

材料と道具

  • 牛乳パック
  • はさみ
  • カッター
  • 定規

上から

後ろ側にPCにひっかけるところがついています。

横から


前から


PCにつけてみた


トレペをつけてみた

透過性が低く、まったく見えなくなった。トレペは上から差し込んでかんたんに交換できる構造にしてあるので、いろいろ試してみることにする。ひとまず箱の形状はおおよそOK。

3Dデザイン

Tinkercadの練習をしたかったので、3Dにしてみた。

前から


後ろから


設計

作りやすさと見た目のアレンジのしやすさを考えて、ボール紙でつくることを想定した展開図をつくることにした。

展開図

印刷してボール紙にあわせて使います。
PDFデータはこちら。
A4版はノートPCにちょうどいいサイズ。
A3版はiMacにちょうどいいサイズです。

カットと組み立て

ボール紙をカットします

ボール紙

折り目はカッターで薄く切り込みを入れる


定規をあてて丁寧に折る


ボンドでとめる


箱状に組み立てる


横から


差し込む物を用意する


お好みで作りましょう!

これは折り紙でつくったのれんとバランです。