01_コンセプト
野鳥が巣箱に入ると、
旗が上がる仕組みです。
近くの木に設置して、
ワクワクしてみませんか。
もしも、
雛を観察することができたなら、
歓声や笑いが生まれるはず。
3Dプリンタならではの造形と動きも、
見て楽しいと、思いませんか。
02_機能
特徴は3つ。
3Dプリンタならではの一体成型構造としました。
① 野鳥が巣箱に入ったら、旗が上がります。
→ 巣箱の中床がバネで支えられていて、荷重がかかると、沈みます。その動きをラックピニオン機構を通して、旗に伝えます。
② 背側が湾曲しています。
→ 木への設置を楽にするために、背側をカーブさせています。紐を通す穴もあります。
③ 水抜き穴があります。
→ 住まいの快適性を向上させるため、水抜き穴を設けています。
03_造形
① CAD:FUSION360
② プリンタ:Zortrax M200
③ FAB:クリエイトベース金山
旗は金に、柱と歯車と文字は銀に、
止まり木とラックは白く塗りました。
家の青はブラーノ島をイメージ。
04_ラック&ピニオン機構
ラック&ピニオン機構も
3Dプリンタならではの造形を目指しました。
05_バネ機構
この機構が今回のキモ。
内部に一体成形で、
バネを仕込んであります。
この構造を見て、
熱融解積層方式ではなく、
光造形とか粉末焼結方式にすればいいと思った貴方。
正解です。。
サポート材を剥がすの、大変でした。
06_動作
こんな感じで動きます。
07_発展性
旗のメッセージはご自由に。
製作者の名前でも、伝えたい言葉でも。
08_3D data
旗
家
屋根