ヘリコプターを代表とする回転翼機のメインローターによく使われる翼型に、
NACA-8-H-12
というものがある。
この翼型の特徴は、
揚力発生時において、
捻り方向へ余計な力が発生しづらいことだ。
(つまり、従来の翼型では、捻りの力が発生するということ。鳥人間コンテストにおいて、発進直後に壊れる飛行機は、翼が捻れて折れることが多い。)
実際に、
この翼型が効果を発揮する寸法領域や速度領域と、
今回の開発の領域が一致するかどうか定かではないが、
その点の見極めも含め、開発を進める。(平板の効果が高いという結果もあり得る)
■ 確かめたい仮説
3Dプリントの積層が、いい感じに乱流翼効果を生み出す。