材料

材料は、4mm厚のMDF板材(250×150)を用意します。

パーツ加工

パーツはMDF板をレーザーカッターで加工データを使ってカットしていきます。カット順が指定できるのであれば、赤->青の順でカットしてください。パーツ区別するために黒文字を彫刻モードで出力します。
データは4mm厚の板を前提にしています。厚さが異なる場合には、データの修正が必要になります。

組み立て

カットしたパーツを確認して、組み立てていきます。
組み立てには、紙やすりと接着剤、及び木槌を用意しておきます。

ダボをはめ込む

Top面、Back面、Front面の大きな板にダボを垂直に木槌で打ち込んではめ込みます。はめ込むのは識別文字が書かれている側からはめ込みます。はめ込んだら、垂直になっているかを確認してください。

TOP板の組み立て

TOP板の組み立ては、まず中板と抑え板のカット面を紙やすりでかるく削ってすべりを良くしておきます。(ヤニのざらざらがなくなるくらいでOK) 中板を文字の方向を合わせてはめます、中板は緩く入ります。抑え板をやはり文字が同じ方向にしてはめ込みます。このはめ込みは少しきついので、木槌をうまく使って押し込みます。押し込み時には、何か木片を当たりにして木槌を使うほうがうまくいきます。

BACK板の組み立て

BACK板の組み立てもTOPと同じ要領で行います。中板と抑え板のカット面を紙やすりでかるく削ってすべりを良くしておきます。中板 を文字の方向を合わせてはめます。中板は緩く入ります。抑え板をやはり文字が同じ方向にしてはめ込みます。(中板と抑え板を間違わないように注意!)  このはめ込みは少しきついので、木槌をうまく 使って押し込みます。押し込み時には、何か木片を当たりにして木槌を使うほうがうまくいきます。

FRONT板の組み立て

FRONT板の組み立てもTOP、BACKと同じ要領で行います。中板と抑え板のカット面を紙やすりでかるく削ってすべりを良くしておきます。中板 を文字の方向を合わせてはめます、中板は緩く入ります。抑え板をやはり文字が同じ方向にしてはめ込みます。(中板と抑え板を間違わないように!)  このはめ込みは少しきついので、木槌をうまく 使って押し込みます。押し込み時には、何か木片を当たりにして木槌を使うほうがうまくいきます。

SIDE板の組み立て1

SIDE板の上辺を組み立てます。スライドパーツは、カット面をすべりよくするために紙やすりで削ります。また、スライドパーツの面側も中板と擦れ合う部分なので紙やすりで磨いてすべりを良くしておきます。このスライドパーツは接着剤をつけてから差し込んで固定させます。この時スライドパーツがきちんと垂直になるように調整しておきます。

SIDE板の組み立て2

SIDE板の左右スライドパーツを組み立てます。スライドパーツは、カット面をすべりよくするために紙やすりで削ります。また、スライドパーツの面側も中板と擦れ合う部分なので紙やすりで磨いてすべりを良くしておきます。左右スライドパーツは形が2種類あります。方向を図で確認してから、接着剤をつけて差し込んで固定させます。この時スライドパーツがきちんと垂直になるように調整しておきます。

底板とSIDE板の組み立て

底板とSIDE板2枚を組み立てます。方向を確認して、接着剤を使用して垂直になるように差し込んで接着します。この部分は力が加わるので、十分に強度を持たせるように接着してください。但し接着剤がはみ出ると、うまくスライドできないので注意して! 十分に接着の固定ができるまでしばらく待ちますが、可能であれば他のパーツを組み込んでキューブ型を形成させて固定させたほうが良いです。

調整


組み立て調整

4個のパーツが完成したので、組み立ててみます。
順番は
1 BACKパーツ
2 TOPパーツ
3 FRONTパーツ
の順ではめていきます。
これが開ける順番にもなります。

BACKパーツ

BACKパーツを基本パーツの左側に差し込んでみます。差し込んですべりが悪い場合には、すべりの悪い部分を紙やすりで磨いてよくしたり、当っている部分を削ります。

TOPパーツ

次にTOPパーツを差し込みます。
この時BACKパーツの上部とTOPの端がうまく合わない場合があるので、それぞれ写真のように削ります。

FTONTパーツ

最後にFRONTパーツを差し込んで、すべりを確認し、調整します。

全体の調整

最後に全部が組み立てられた状態で、スライドのすべり状態を確認し、悪い場合には削ったり磨いてスムーズに動くようにします。
これで完成です!

磨く!

MDF板はレーザーカットのヤニなどがついているので、気になるようであれば紙やすりで全体をきれいにやすって、蜜蝋などを塗るときれいになります。